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トライアンフのミドルクラス3気筒800cc、アドベンチャータイプのタイガーが一新されました。
本日から試乗できるので、早速トライアンフ柏さんに伺って、20㎞ほど試乗させていただきました。XRxというツーリング向けのタイプ。前は19インチ、後ろは17インチのキャストホイール。
一言でいうと、これはいい!
春になれば桜の並木が立ち並ぶ田園に持ち出してみました。
ソフィア(モトグッツィスポルト1200)でうかがったせいか、エンジンの回り方が本当に軽くてシュンシュンなんです。グッツィの1200エンジンは本当に回り方が重いというか「重厚」というか・・・。DOHCエンジンの設計もいいのでしょうし、タイで作られているのかもしれませんが、彼の地の組立精度もまた素晴らしいと感じさせるエンジンの回り方と振動のなさとスムーズな吹け上がり。
カーブで倒し込むのも非常にスムーズかつ安定していて、全く不安感が湧きません。ほんの短い時間しか乗っていないのに、帰りにはもう体が馴染んでいるほどフレンドリーでやさしく、それでいてパワーがあります。ツーリング仲間には、「800白虎」が一台いるのですが、最近もうお一人「白虎」を購入されました。BMWF650GSから乗り換え。
230㎏と軽いとも言えませんが、BMW的な重さは感じません。ブレーキもよく効きます。リアを思いっきり踏むと、すぐにガツンガツンとABSが効いている感触が伝わってきました。
シート高は感覚的には830㎜くらいと思いました。カタログ上では、810~830mmだそうですが、シートが腿内側に少し当たる感じもあって、ローシートに換えて乗りましたが、それで感覚的には810㎜くらいでしたね。
ABS、トラクションコントロール、エンジンマッピングを変更できるコンピュータ制御が付いたのが、前モデルとの大きな違い。そうした「ギミック」もまあ大切ではありますが、私にとっては、このサイズ、このシュンシュン回るエンジン、自在に操れる楽しさが特筆すべきものでした。
ポジションも楽ちん。近いハンドル、広くないハンドル幅、ほどほどのシート高、非常にフレンドリーな良い感触を持ちました。ものすごく乗りやすいし、乗っていて楽しくなりました。どこまでも行けそうな感じ(誤解ですけどね)。
これは、買い!のバイクです。
注文を一つ付けるとすれば、色気。黒一色の試乗車もかっこいいのですが、フレームが赤、車体が色分けされているような「シャレオツ」なカラーリングができないものでしょうか?
ほら、上の写真、私のボンネビルLtdで「おされ」なカラーリングを施すことができると証明されているのですから、思い切ったデザインが望まれます。
アドベンチャースタイルのバイクは、BMWのGS(R1200エンジン)に席巻されているわけですが、その下の800クラスで、このタイガーはやはり出色の出来だと思います。



明日は、房総のマニアックルートを走りまくる予定です。風が強いので九十九里の有料道路は大変かなぁ。
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