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土曜日の『フレンチブルーなツーリング』後半戦で、鹿に遭いました。
といっても上のような「バンビ」系じゃなくて・・・・。


立派な成獣でございます。デッカイ (写真は借り物)
9台の車列の先頭を走るワタクシの前、30mほどのところを右から左へと走って横切っていきました。時刻は3時半頃。

北海道ツーリングでは、「高速でも一般道でも鹿が出るぞ」とさんざん脅かされていたので、本州の山中のツーリングでもある程度そういう意識は持っていたつもりでしたが・・・・。

正直なところ、驚き
 そして狼狽 うろたえたわけでございます

一瞬のことで角があったかどうかは分かりませんでした。相当驚き、うろたえていたのですね角がある図体のデカイ雄鹿と衝突したら・・・と思うとさらにぞっといたします。(下の写真は借り物)



遭遇した場所は、川上村の黒森鉱泉から瑞牆山ヒユッテを通った先あたり(だと思います)。鹿は群で行動することが多いと聞いていましたし、以前富士山の須走五合目近くで遭遇した時は5頭ほどの群れでしたので、減速して他の鹿が飛び出してこないことを確認し、さらに無線で後続に鹿遭遇情報をしっかり伝えて進行しました。

木賊峠で休憩中、明らかに鹿の求愛の声と思われる声が聞こえてきました。キュ~ィィ~、フュィィ~、といったような物悲しい鳴き声。

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき(古今和歌集)

鹿は秋の季語。イマドキ、野生の鹿の鳴き声を聞くことのできる私たちはラッキーというべきでしょうか。
誰ですか?花札のことなんか思い出しているのは?


その後、再度鹿に遭遇。こちらはどうやら道路の真ん中に佇んでいたようでした。バイクが来たのを見て小走りに右側の山へと移動。

この他、キジには2度ほど遭遇。全体に茶色に見えましたが、おそらく雉だろうと思われます。この写真のように美しい羽根色ではありませんでしたが。


秋も深まり、危険もあるけど趣のある山の道でございました。

『鹿の道 しかと確認 安全ライダー』

お後がよろしいようで・・・・。