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9月6&7日両日で1,380㎞走った我が家のケイティー、距離計はほぼ5,000㎞。

これだけ走ってみて印象は変わったのか、簡単なインプレ、あるいは気になる点を一度総括してみましょう。


まず長距離のツァラーとしての使い勝手。
BMWのGSA(DOHC版)をベンチマークとして比較すると、トータルな疲労感はKTMの方があります。でも、長距離ランナーとして十二分に役目を果たすことが可能なバイクです。高速では無敵、悪路でもなかなかにイケてしまうのが驚きです。
エンジンの出力モードは、スポーツは明らかに下の方のトルクというか力が出て、乗りやすく感じましたが、疲労してくると神経を少し使うようになります。

サイドバッグだけでは、積載能力は不足。シートの上にバッグの大きめのものを載せるためには、荷掛フックがないのが困りもの。RTの積載能力とは比較すること自体できませんが(笑)。

当初気になった振動は、超距離を乗っても今はもうさほど気になりません。シートが少し前下がりなので、すぐに体が前にずれてきます。度々腰を後ろにずらす面倒な作業をすることになります。ここはマイナスポイントですね、ツァラーとしては。(SDRはツァラーじゃないという意見もあるでしょうが、私はツァラーとして買ったので。)

取り回しは、軽量なので疲労している状態でも比較的簡単。サイドスタンドを立てた状態で、バイクがあまり寝ません。つまり左側から強風が吹いていたら、ばったり右に倒れそうなくらい不安な姿勢。左側が上がっている傾斜の駐車場では、スタンドを立てるとバイクが右へ倒れそう。危険です。この点は改善すべきですね。
ブレーキは十分に効きますが、リアブレーキが今回のツーリングの後半から鳴き始めました。
タイヤは、5,000㎞でまだまだ使える状態です。砂、小石が乗っているようなところを走っても、急なトラクションをかけない限り、滑りません。
それから、このバイクは、寝かせていないのに、タイヤの端の方まで接地するようです。こんなに?というくらいまで行くので不思議です。バイクの性格なのか、タイヤのプロファイルというか形状のせいなのか不明。


航続距離は、走行距離200㎞から長くて250㎞くらいで給油しておけば安心して乗って行ける感じです。リッター当たり、普通にツーリングで使って良ければ20㎞、悪くて16㎞くらいなので。
Rangeという表示があって、あとどれくらい走れるか燃料と燃費の関係で計算して数値が出ますが、これが10㎞単位なので目安としてあてになりません。BMWの場合は、1㎞単位でそれが出たので、正しいかどうかは別にしてそれを見ながら走るということも可能でした。

今のところ、オイルのにじみ、各種液漏れのたぐいなど全く不具合は発生していません。

結論、BMWGSAに未練はあるけれど、KTM1290 Super Duke R 買って良かったと思います。ツーリングでバンバン使えます。そして速いんです。

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