


KTM1290 Super Duke R、6月14日に納車になった翌日、早速500㎞超えの奥日光片品奥利根ツーリング、7月5日にはまたまた500㎞超えの群馬、長野、山梨のキャベツロードツーリング。2回ツーリングをして、1,574㎞でディーラーさんに千キロ点検のためお渡ししました。タンクバッグのパーツがなかなか入荷せず、10日ほどディーラーさんにお泊りして、戻ってまいりました。早速、その翌日7月26日には福島へのツーリング、640㎞。
走行距離2,249㎞となりましたので、初回点検の結果を含め、一度レビューしてみます。
同じバイクを所有されていらっしゃる方のブログ「KTM1290 Super Duke Rのブログ」で、6千キロで左右フロントフォークからのオイル漏れという記事を拝見していましたので、早速チェック。
幸いにも、というか当然のことと言うべきか、オイル漏れの症状は見つかりませんでした。走行距離が短いので単純に安心もできないため、こちらは継続的にウオッチ態勢で



エンジン下周りも一応チェックしましたが、にじみなどは発見できず。
次は2,500~4,000回転付近での振動対策。
ディーラーさんで増し締めなどをしていただいて、感覚的にはやや振動が減少したような印象です。そもそも耐えられないようなバイブレーションではなかったのですが、他のブランドのバイク(BMWやDUCATI)に比べて振動が多めだと感じました。増し締めなどしていただいた点検後も、グリップから手の指に感じる振動がやや多めかなあという印象は変わりませんが、しびれるようなレベルではないので、これで乗り続けることにします。
そうそう、バックミラーの角度を調整できないような感じだったのですが、堅いだけだそうで、ミラー部を調整できるのだそうです。
このミラーは大きくて形もよくて気に入っています。振動でやや見にくい回転数バンドもありますが、なかなかに優秀だと思います。
実用上やや困っていたのは、Zumo660取り付け位置。メーターパネル左側にかぶって情報を見ることができない状態でしたが、ディーラーさんがステーを伸ばして下さったそうで、見えるようになりました。しかし、逆に左グリップ根元のスイッチが少し見えなくなりました。やむを得ないかなあと思いますが、メーカーさんは、こういう形でのナビの装着についての便宜性を考慮していないんですね。まあ、メーカーから出ているナビステーはメーターパネルの上部に付く形なので、「スクリーンなんか付けるなよぉ。スクリーンがなければすっきりと付くのに・・・」って感じかもしれませんね(笑)。
このバイクは、なぜなのかはよく分かりませんが、ハンドル周りがやたらと混雑している感じがします(笑)


今回の点検の機会に、SW-Motechのタンクバッグパーツを取り付けていただきました。SW-Motechのタンクバッグは、機種ごとの取り付けパーツがあります。BMWのK13Rから使い始め、R1200GSAは2台とも無線を入れるタンクバッグとして大変便利に使っていました。
チェックしたら、SDR用の取り付けパーツも出ているので、早速発注。
給油口の周りのボルトを利用してそこにベースを取り付け、上にバッグを載せてはめるスタイル。したがって、タンクバッグとタンクそれ自体は接触いたしません。ここがミソ。擦れないので瑕が付きにくいというわけ。心配していたのですが、ハンドルを切っても干渉せず。非常に便利です。
さて、走りの方の印象ですが、サスペンションは全くいじらず、エンジンの出力モードもずっとストリートモードのまま。ツーリング三昧なので、いじる暇がありません。
そして、点検後も走りの印象はさほど変わりません。アクセルを開けると開けただけ前に出ていく感じ。ウィンドシールドの効果が大きいので、スピードは恐ろしいほどどんどん乗っていきます。ブレーキは前が効きますので、遅めでもしっかり止まることができます。
今回の福島ツーリングで私の後ろを走った「古河のRT乗り」さんから、「GSAの時と走りが変わって、さらにガツンと開けるようになってますよ!」と指摘を受けました。
ありゃありゃ、そうなんですかね

何度かユーターンをした今回の福島ツーリングでは、軽さゆえの取り回しの楽さに感動。そして、パワーに満足。シートがやや後ろ上がり・前下がりなので、定速走行時何度もお尻の位置を後ろへ戻す作業をしなければならないのはやや面倒。つまり、ロングツーリング用にシートはできていないということ。
シート高がやや高めですが、2,500㎞程度ではサスがなじんで沈み量が増えるような気配はありません。少々堅めのシートではありますが、私のお尻との相性はそう悪くない模様。
少し工夫してロングツーリングもできるいわば「アドベンチャー仕様」にした私のケイティー、ゼッコーチョーなのでございます




近々、出力モードの変更などいろいろ試すのを楽しみにしています。


