にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村

先日、トライアンフタイガーエクスプローラーXCに試乗させていただきました。梅雨明けして、気温がグングン上がりました。

トライアンフ柏さんから乗り出してすぐに足元から熱気が・・・メラメラメラメラ速度を上げても熱いものは熱い

image


いつもの田舎道に入り、田んぼを背景に撮影。スタイルは迫力がかなりありますね。フォグも付いていて、被視認性も上がっていると思います。
BMWのGSやGSAに対抗した機種であることは明らかですが、3気筒の力は、空冷時代のGSをしのぐと思いますが、現在の空水冷水平対向ツインのパワーがものすごく上がったので、かなりいい線で張り合える感じ。

試乗車は白の車体、デザインというかカラーリングはおとなしいもの。このあたり、フレーム色を特別なものにするなど、もう少し「色気」のあるものを個人的には望みたいと思います。しかし、こうしたシンプルな色遣いを好む方もいらっしゃるので一概に優劣は申し上げられないと思います。


{16B1AB20-3CC1-4957-BDB7-0BF99334FFC7:01}

ハンドルバーは、非常に幅広く感じられますし、遠くにある感もあります。GSAについ先日まで乗っていた私がそう感じるということは、かなりの幅広で遠くにあると思います。最初は少々違和感を感じましたが、10分も乗ればもう当たり前になりますから、このポジションはなかなかいいのかもしれません。ハンドルバーを軽く押さえながらカーブを回っていくような印象もあって、操っている感覚が強く出てきます。
ライトの形が「鳥」的なものを想起させるという点でも、BMWを意識しているのかもしれません。


{24868EC9-B6B7-4555-B4E9-086C91A3CD7A:01}

クラッチ、ブレーキなど操作系は全く違和感がありません。ほぼ思ったとおりですし、BMWに乗り慣れているとそのまま足や手は動いてくれる、そんな印象ですね。

足回りはスポークホイールですが、チューブレスタイヤを履けます。このあたりもBMWを踏襲しています。タイヤもメツラーを履いていて、安心感があります。


{C5AA3C7F-0789-4A1C-9ECF-DC4F76F5F332:01}

GSAでは、シートが高くてかなり足つきには神経を使った170㎝の私。890㎜のシートを20㎜ほど下げて乗っていました。タイガーの場合はノーマルシートでも問題なく乗れます。そして、今日は念のためローシートに入れ替えていただいて試乗。ノーマルと劇的に足つきは変わりませんが、安心感は少し増したようです。


{661BF151-C6BD-4FC7-87CA-2297A3E66179:01}

シートに座っての眺めは、着座位置が高いので気持ちの良いものです。シールドはGSAなどに比べると非常に小さいと感じましたが、意外なことに防風効果はかなりあります。さらに効果を求めるなら、大きめのシールドに変更も可能なので、ロングのツーリングに効果があると確信しました。
エンジン出力モードの切り替えは無し。そういう意味では、2013年から14年にかけて発売された各車の新型車に比べると電子デバイスの点でやや時代から遅れてしまった感がありますね。

{DFD4DF03-A1BD-4A82-B551-8C27D1563BE4:01}

シャフトドライブだし、タンクのボリューム感はGSAを上回るほどだし、アドベンチャーバイクとしての押し出しも十分。
ライダーにはとてもフレンドリーな印象のバイクです。

image


帰り道、速度は60㎞になっているのに、やはり足元から熱気が・・・。
外気温が36度、時として路上では40度を超えるような日に試乗したためだとは思いますが、この熱気はかなりのもの。空冷GSAとはもちろん比較にならないほどの熱気ですし、水冷2気筒のケイティーに比べてもかなりその熱さのレベルは高いと感じました。
そういう意味で夏季には適していないのかも知れません。

メーカー純正のサイドパニアでもいいし、SW-Motechなど社外のパニアでもいいと思いますが、パニアを装備して颯爽と気温の低い高原を走り抜ける、そんな用途のタイガーエクスプローラーでした。

にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村