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500㎞超のくねくね『キャベツロードツーリング』から一夜明けると雨。

いやぁ、梅雨の晴れ間の土曜日、行ってよかったなぁ、降られなくてよかったなぁ、と胸をなでおろしています。


かつて一度もバイクを停めたことがなかったブドウ峠での一枚。ほとんどスペースがありませんので、18台のバイクを停めるのも大変な状況。交通の邪魔にならないよう、危険がないよう注意して停めます。といっても、ここにいる間、バイクが一台通っただけでしたが・・・・。
路面が荒れて、砂、石、木片など何でもありの御荷鉾林道をこなし、イノブタ焼肉でお腹いっぱいになってここまでまいりました。

多少の疲れはありますが、まだまだ元気です。初めてご参加の方は、全体の流れの速さに少し戸惑われたかもしれませんが。


皆様、まだまだお元気そう。笑顔がホントに笑顔。後でわかりますが、次第に苦笑いとか苦し紛れの笑いとかそういうものになっていくんですよ、疲れてくると・・・。

教訓 集合写真は、元気なうちに撮りましょう


こちらは川上村のあたり。毎年観に行く朽ち果てたバスのそばで集合写真。
このあたりはまさにキャベツロード。今回のツーリングのテーマです。ここはステキな快走路ですが、トラクタなど農業機械が土や泥を道路にかなりまき散らしていますので、注意が必要です。



高いところから見下ろすと、一面雪景色かと誤解してしまうような白い風景。いわゆるマルチ(地温を確保するために敷くビニールのシート)ですね。

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このあたり、意外にクネクネの山道が多く、抜けるとなだらかな傾斜地にキャベツやレタスの畑が広大に広がっている風景に出会えます。

さあ、このあたりからそろそろ難行苦行のクリスタルラインへと入ってまいります。黒森鉱泉で610号線と別れ、瑞牆山(みずがきやま)の方へ。


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瑞牆山は、登山の方もいらっしゃる場所でした。このあたりは山も深く、トレッキングに良いのでしょうか。

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この先は、もう皆さん無口になってしまうようなクネクネ、そして路面も荒れていて神経を使うロングな山道がずっと続きました。

『クリスタルライン』って全然クリスタルじゃありませんし、ロマンティックでもありません。昔、水晶を産出した地域なのでそういう名前になっているだけ。

こちらは、木賤峠(とくさとうげ)で一休みした時の写真。


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ちょっと大げさに疲れた様子をしておりますが、これはまあ演技。しかし、延々神経を研ぎ澄まして走らなければならない道でしたから、疲労はたまります。
そんな時、ツーリングの先導役として心がけている点がいくつかあります。
➀休憩を頻繁に取る。疲れてきていると、30分置きの休憩くらいが必要になる。
②事前にルートの予習をお願いしておく。そして、休憩時、この先どれくらいの距離があるのか告知する。この先が長いと分かっていればペース配分も可能になるが、『いったいどこまでこの道が続くのか?』と思いながら走ると疲労感はさらに強くなるので。
③途中、水分と甘いものなど口に入れてもらう。私もキットカットを頂戴しました。事前に何か持参するよう告知しておきましたので。
④もうダメなら、恥ずかしくないのでその旨白状して離脱を考慮するように事前に言っておく。しかし、これは今回どなたも途中で音を上げませんでした。恥ずかしいから?なのかどうかは不明。

路面の一部が崩れている、葉っぱや木が大量に落ちて路面を塞いでいる、がけ崩れ一歩手前の状態で石が落ちている、くねくね道に覆いかぶさった木で暗い、そんな道を木賤峠からさらに延々数十㎞走りました。木の香り、道に沿った渓流、ステキなもの、美しいものには事欠きませんが、それを楽しめたのかどうか?

中央道勝沼インター近くで解散したら、皆様水を得た魚のように帰途に着かれました。




「センターラインのある道がこんなに走りやすいなんて。再認識しました!」
「1速と2速ばかりでバイクが不機嫌でした。すべすべした路面の道がこんなに素晴らしいものだとよく分かりました!」
「チョー満腹!」
「ものすごく楽しかった。全然疲れませんでした。」
「みなさん、ルートが終わったら、もっともっと走りたいって言っているヘンタイマニアばかりでした。」

などなど、いろいろな反応がありました。

今回のルートは、二度三度と通るといろいろ楽しめる素晴らしい道です。初めて走る方は御荷鉾林道の路面の荒れを見ただけで度肝を抜かれてしまうかもしれません。注意して走らなければならない区間が多いルーティングでしたが、景色、山の風情、そして広大な野菜畑、とにかく楽しめるルートです。途中離脱したくとも高速までのアクセスが遠いのが玉に瑕ですが、また来年もトライしたいと思います。

今回完走した皆様、本当にお疲れ様でした。

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