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やっとたどり着いた念願の『亀ヶ森の一本桜』、迫力があります。


5月11日の段階で、どうやら満開は少し過ぎているようです。しかし、何となく咲いていない部分もありますので、枝によって開花状況が異なるのかも。
種類はオオヤマザクラ。樹齢は、ネットでは分かりませんでしたが、ものすごい古木ではなさそう。
この地域の開拓に合わせて植えられたものか、ないしは山林を牧野にする際に自然にあったオオヤマザクラを一本残したものなのか?


近づいてみると、なかなかに太い木で、支柱などは当然全くありません。薄墨桜や神代桜のような、「介護状態」の桜とは全く異なる力強い雄大な『気』を感じます。

下の写真のように、JAが管理している牧野にぽつんとあり、周囲には白樺の林も・・・。高いところにある道からのショット。見下ろして撮ります。鉄条網があるので入ってはいけない場所なのですが、皆さんずんずん入ってしまっています。
遠くは太平洋が見渡せます。




かなり花色は濃いようですね。寒さの厳しい場所ですから。この周辺にはかなりの雪がまだ残っています。
上の写真でよく分かるように、茶色の部分が見えます。「がく」かもしれませんし、咲かずに終わった蕾なのかもしれませんが、私にはがくに見えました。一部の枝はまだ咲いていない、あるいは咲かないまま他の枝は満開になってしまった、そういうことでしょうか?



亀ヶ森の一本桜、行って本当によかった。行くことができて、本当によかった。宮古から滅茶苦茶遠いので途中合っているのか心配になりましたし、あげくにあの砂利道を前にした時には、うぁぁぁぁ~っていう気持ちでした。GSAだったら相当躊躇したと思います。砂利道の始まりのところのお宅の女性に道を尋ねたら、親切に教えてくださいました。感謝です。あそこに家があるのも奇跡ですが。

砂利道ですが、バイクで10分くらいだったのかもしれません。すごい道、倒木あり、路肩の崩れあり、もうぼろぼろ。そして何しろ車はほとんど通りません。ていうか、この日は、最高に人出があった日なのだそうです。桜のところには10台くらい駐車していました。

それから、この牧野は本来立ち入り禁止、さらにこの季節は羽虫が大量発生。刺されはしませんが、なかなかに鬱陶しいものです。思い出したのは、ロシア(場所は忘れましたが、ボルガの川を見下ろせる丘の上あたりだったような気がします)の春先、ものすごい羽虫に襲われたこと。この牧野もすごかった。

ネット検索された方に分かるように、私の今回の経験を踏まえ、ここへの行き方を別稿で書いておこうと思います。

ぼけていますけど、地図を貼っておきます。バイクで行く方は、逆サイドからの方が舗装されていていいかも。とにかく、宮古から遠い。

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