


先日、サマンサさんのお供でイケアに買出しに行きましたが、大物小物をいつも大量に買うので、車がいっぱいになってしまいました。
そこで、提案。車を大きなものに換えたら

かなり以前、ジープチェロキーに興味を持っていたサマンサさんですから。ほらこんな昔のやつ。
今のラングラーなら興味持つかも?いやいやこんなでっかい四駆は敬遠するかも。
まあ試乗に行ってみよう、私自身が乗ったのも2年ほど前だし、現物見ないと分からないし・・・・。
まずは、荷室からチェック

さすがにでかいですね。後席を倒せば「出来の悪いフルフラット」になります。アッ、これけなしているんじゃなくて、一応褒めているんです。リアのゲートは、左から横開き、かなりスペースがないと開けられませんね。それと90度開いてじゃないと、背中にしょったタイヤが邪魔で、上のガラスゲートも開くことはできません。
サイズはでっかいです。全幅1,880mm、全長4,705㎜、全高1,845㎜。デザインはそりゃいいですよね、私はこういう大好きです。と言っても、過去にSUVも、それからワゴンもワンボックスも所有したことはございませんが。
でっかくても、前の見切りは比較的簡単です。バンパーは車体よりガツンと突き出していますけどね。シートは高いところにあって、フロントウィンドーはほぼ直立に近く、ヘッドクリアランスは十二分。スペースは広いとは感じませんが、十分なものです。
なんといっても特筆すべきは、オープンカーであるということですね。運転席と助手席の上の屋根は、それぞれ分割になっていて簡単に外せます。後席から荷室までの屋根は一体式なので、大きくて重いため、2名あるいは3名の作業者が必要でしょうが、これも外せます。
外すと、こんな感じになります。上からの写真がないので分かりにくいけれど。
こちらはショートホイールベース2ドアのラングラー(昔のジープそのままって感じで)。
屋根なしだと室内からこういう眺め。
もう長い間、屋根なしオープンカーばかり乗り継いできた「オールウェイズオープンマニア」としては、これはこたえられませんねぇ

まあ、問題は、後席の屋根は一人じゃ外せない、それから、外した状態で雨が降ると、屋根を置いてあるガレージまで戻る間、雨にぬれる、ということでしょうか。
ああ、それから、「雨はもれますか?」の質問に対して、数十台に一台くらい漏れるかも、という回答でした。予想通りの回答で安心(なにが?)しました。
さてさて、試乗した印象ですが、まず、パワーはそこそこあって加速もちゃんとします。高速でも、そこそこの巡航速度はオーケーという印象。燃費は、悪そうですが、7㎞/Lくらいは行けそうかも。3.6LのV6ですから。ポルシェボクスターSといい勝負かも。
ハンドリングは軽いし、取り回しも、極端に狭い駐車場でない限りさほどの問題はないと思います。体感的にはでかいですけど。
サスはソフトです。ブレーキを踏むと前が沈みます。少しだけゆさゆさしているということです。オフを走るので(もしそういうことがあれば!普通はないはずですね。)、サスが柔らかいのは当然のことです。
今回の試乗車は、なんとこの日の朝ナンバーを付けたというまっさらな黒。まっさらな新車なので、2駆、4駆の切り替えシフトがシブくてなかなか入りませんでした。
結論としては、『街乗り四駆』としてはチョーかっこいいですね。特に女性がこれを乗りこなしたら、もう超絶カッコイイ

既に、以前から街でカッコつけて乗る四駆として定評のあるラングラー、私もほしくなってしまいましたよ


うそうそ、そんなことにお金は使えませんよね。
あぁ、消費税8%になった物欲の春の試乗でした。


