


もう新車では買えないステキなバイク


2006年頃だったでしょうか、初めてドゥカティSport1000のこの写真を見た時、すごいショックを受けました


すご~い




写真のライダーが着ている革ジャン、後日買いました


このイエローのスポルト1000には魅了されました


その後、ポール君と同じロケットカウルを付けたスポルト1000Sが、リアサスを2本にして、排気管を両側に出して追加発売。
ツーリングモデルのGT1000も出ていましたっけ。ハンドルが普通で乗りやすそうで・・・。でも、あの前のめりのかっこよさに惹かれていたので、GTを買いたいとは全く思わなかったんです。
その時からほしくてほしくて・・・、しかし、手が出ず。カタログをいただいて時々見ては妄想していたという時期が続きました。
このカタログがまた結構なページ数があってカッコイイ写真があって、古いポールスマートさん(英国人ライダーですね)の写真などもあったりして、もう見ているとほしくなってしまいました。
何度か実車を見たりして、その姿勢のひどさにため息をついていましたが、所詮それはショールームでごくごく短時間跨がっただけですから。さらに、ネット検索したり、調べていたのですが、いよいよこの『超不人気車』がディスカウントされて販売されはじめたのです。つまりもう廃番になるってこと。
この業界のオヤクソクどおり、輸入元から各ディーラーに割り当てられたような感じらしく、ナンバーを付けて中古車として出回ったり・・・。
そうこうしているうちに、ウチのポール君と運命的な出会い。当時、パールホワイトのRTに乗っていた私は、ほしくてほしくて、内ポケットにキャッシュ100万円をねじ込んで、開店目玉でポール君をディスカウントしていたドゥカティショップに乗り付けたんです。中古ではなく、まっさらな新車。そして、「今100万円手付けで払って契約するからガツンと値引きしなさい!」的な交渉を行い、ポール君はウチに来ることになりました


2台目のバイクが入らないため、バイク車庫増設


一度外れた「たが」はもう元には戻れません。あっと言う間に3台目、MOTO GUZZI V7Racer 増車とあいなりました。
それにしても、自宅で納車していただいて初めて乗ったら、まあ首と肩がバキンバキン。ほとんど伏せているポジションなので、腰は前に折りたたんだまま、だから腹のお肉の行き場所がない

信号は上にある、だから見えない、カーブミラーは上にある、だから見えない、上の方はまったく視界がきかない世界。クラッチ重い、車高もそこそこ高く、足着きも良くはない。
ドカのポール・スマート専用のヘルメットも購入。黄色いスポルト1000用のヘルメットも購入。もう後には引けません。
憧れていたスポーツクラシックは、黄色のスポルトではなく、さらに一層かっこいい銀色のポールになって、我が家にやってきたというわけです。
これって幸せな物語なんでしょうかねぇ

5年以上経ってもまだ7千キロしか乗れていないんですから。


