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2月2日の記事の続き、なぜかアップされてから消えてしまっていました。再度アップします。さてさて、シルヴァバードさんに珍しいバイクがある、そういう話でした。

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上の写真は、ドゥカティ900MHR、マイクへイルウッドレプリカ。天才的二輪ライダーであったマイク・ヘイルウッド(Mike Hailwood)が、いったん四輪ドライバーに転向した後、長いブランクを経てマン島TTレースに復帰。その時、38歳。1978年に当時全盛を誇った日本のホンダを打ち負かして優勝。それを記念して造られたモデル。

ネットで調べると、1979年から1984年頃までかなりの数製作されたヒットモデル。生産台数はかなり多いようだ。

で、なにが奇跡かというと・・・・。

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なんと走行距離がゼロ
!!1982年に新車で購入して登録、その後車検は切れて、全く走らないまま室内にオブジェとして飾られ、そしてカバーをかけられて未走行のまま保管されていたもの。それをシルヴァバードさんが引き取ったのだそうです。現在は居間に保管されているそうです。

30年余りを経過して、走行ゼロ、なんて奇跡以外のなにものでもありません。

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新車以降現在まで、いわゆる「床の間バイク」として扱われてきたわけで、シルヴァバードさんからは、「まさに床の間に飾るバイクとしてお買いになってはいかがでしょうか?」とのお話がありました。350万円くらいのようですよ。30年以上エンジンに火が入らなかったわけです。どこも悪くはなってはいないでしょうから、レストアして走らせることも可能でしょう。しかし、ここまできれいなら、飾って楽しむのが一番かもしれませんね。

900MHRと言えば、伝説的なドゥカティのバイクであり、『世界で2,000台』という限定モデルのポール・スマート保有の私としては、大変興味のあるバイクです。
これが私のバイク。

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どんな走りをするのか?ポールの強烈な前のめりと比べて、ハンドルの位置はどれくらい低いのか、タンクの長さはどうか?興味は尽きません。

これもネットでの情報ですが、MHRは総計7千台以上生産されたようで、仕様も年々異なり、また、好事家の手によっていろいろモディファイされています。
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下の写真は、200年に2千台限定で発売された900MHeだと思われます。みんな相当カッコイイですよね。

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この奇跡の900MHR、ご興味のある方は、是非シルヴァバードさんに問い合わせてみてください。今も販売中かは分かりませんが。
ブログに出すことについては、お店のご主人にお断りしてあります。

私は、かつてポール・スマートがあまりに乗りにくいため、乗らずに玄関に飾ろうかと思ったことがあります。しかし、やはりドカのバイクは乗ってこそだ、と思い直し、車検も継続して楽しみながら乗ることにいたしました。
900MHR、1982年登録の未走行車、とても興味はありますが、走るのが好きな私は飾るバイクとなると手が出ません。

でも、写真を見るだけで、日本車がマン島TTレースなど世界の二輪レースを席巻し、そこにドゥカティやアグスタが逆襲して、ジャコモ・アゴスティーニ、ジョン・サーティース、フィル・リード、さらにはポール・スマートといったかつての栄光のライダーたちが競い、あるいはイタリアや日本のメーカーを渡り歩いて活躍した時代の香りを感じることができました。






マイクヘイルウッドレプリカも素敵ですが、ポール君、滅茶苦茶かっこいいです。他にも乗りたいバイク、買いたいバイクがあるので、ホントに困りました。ポール君、かっこよすぎ。