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前回に続き、檜枝岐、奥只見への紅葉ツーリング後編です。
ランチ場所の『まる屋』さんは、道路のそばにあり、看板はすぐに分かりますので、檜枝岐を訪れた方は是非お寄りになってはいかがでしょう。
ここから奥只見へは、60km近い距離があります。とにかくスゴイクネクネ道。ダム開発に伴って開削された道だと思われますが、深い谷の山肌に切り込んだような道が延々続きます。山の形、谷の形に沿って作られているので、大回りもしますし、カーブの連続もありますし、もう私たちには「サイコー」の道といってよいでしょう。ウハウハしながら走ります。
が、しかし、途中で・・・。疲れが出てきました。

はいはい、もうそりゃ休みたくなるのは当然のことです。紅葉が最高に素晴らしい場所を選んで小休止


とにかく曲がりくねっていて、やたらと「洗い越し」という緊張する場所があるんです。私たちは、とにかく走るグループなので、止まって写真を撮るというようなことはまずしません。だから、洗い越しの写真は無いんです。
そこで、カズキさんのブログ「オフハチさんと往く」からご了解をいただいて転載しますね。


こんなんが数え切れないほどあるんです。大雨が降った後なんてどうなるの???じぇじぇじぇ・・・、なんてもんじゃないんでしょうねぇ、そういう時は。「ここ、ホントにバイクで渡れるのかい?」的な水の流れが道を横断しているというわけです。そもそも、沢から流れてきた水を道路を横切ってそのまま流すという設計を最初からしているらしく、暗渠の配管などはされていない様子でしたこれはワイルドですよねぇ。これはコワイですよね、横切る時は細心の注意が必要です。
一度、ちょっとだけ勢いよく水に入ったら、前輪からしぶきがブーツにバンッっていう感じの勢いでかかり、焦りました

でも、奥只見の紅葉、景色は、道が山肌にへばりついている状態なので、極めて美しいわけです。チョー贅沢な紅葉ですねぇ。

奥只見湖遊覧船待合所というところに14時15分頃すんなり到着。観光バスが群れておりました。「ここだ、ここだぁ!」と下調べしていた30分800円の観光遊覧船に乗ろうと、勇躍待合所へ。
窓口で、「次はいつ出るのぉ?」なんて聞いたら、あと30分後ですよ!とのお返事。あれあれ、一時間に3本くらい出てるはずなのに・・・といろいろ聞いたら、その遊覧船は、奥只見シルバーラインを走って対岸の発着場からだと判明しました。

ここは352号線沿い。ここから出ている遊覧船は、銀山湖(奥只見湖)の3カ所を周遊して回ってくるもので、1時間に1本、そしてでてからここに帰るまで2時間以上優にかかるんだそうです。
じぇじぇじぇ・・・、ってのはもう古いかなぁ?ゲゲゲでもいいんですけど、船に乗るつもりだった私はがっかり。だって、奥只見、それもこの最高の紅葉の時期に晴天に恵まれて来ることができるのはもう一生ないかも・・・って感じですからね。
聞けば、湖の対岸のシルバーラインを走ってダムの堰堤のところまで行けば、そこが船着き場だそうです。問題は、シルバーラインは、二輪車走行禁止だってこと。うすうす知っておりましたが、ここは本当にそうなのかどうか確かめに行くことに

352号線をほんのちょっと走って湖に架かる橋を渡ると・・・、アレレッ、通行禁止の看板が立っていたような気もしましたが・・・・、停まることができない感じで、そのままトンネル内に吸い込まれ、そして右折

そこには・・・。(以下トンネルの画像は了解をいただき、他ブログからの転載です。)


ホントにじぇじぇじぇ・・・、なのでございますっ!素掘りのトンネルがあって、車がガンガン走っていて、路面は濡れ濡れ


そして問題は、引き返そうにも引き返せない

そして、出ました。トンネルの出口。

結果的に不可抗力(?)とはいえ、シルバーラインを走ってしまいました。おとがめがあるなら受けるしかないと思いますが、あれはもっと手前で警告すべきではないのかなぁ、って思います。
そしてトンネルを抜けるとそこは別世界というか、広大な駐車場に四輪がうようよ。なんだよぉ、自動車の人たちだけ楽しめる世界ってことなのかいぃぃ~ってむっとしちゃいました

まあせっかく来てしまったわけですから、遊覧船に乗ってから帰りましょう、ということになるのはまあ当然の結果でございまして・・・。
同行者から、「船着き場へ行くのはスゴイ坂道。あのゴンドラに乗って行こう」と誘いが。

100円でダム堰堤まで行けました。楽でした。そしてこんな景色。


最高の景色です。でも、来てはいけないところに来たってことで、私はけっこう罪悪感が・・・。でも、こんなポスター見たら乗らないとね。

ハイハイ、乗ってしまいました。ぎゅうぎゅう詰めの遊覧船。800円が同行者のJAFカードで一割引の720円也。

あっ、これはカッコイイ船で、私たちはもっと小さい船でした。混んでました。

撮影も儘ならず、こんな写真だけ。燧ヶ岳でしょうかねぇ?

そろそろ夕暮れ時が近づいてきて、紅葉もやや輝きを減じてきているようでした。


というわけで、遊覧船も堪能し、16時20分頃にこの場所からスタート。また、長い長いトンネルを抜けて352号線へ戻り、一路、大湯温泉へ。お断りしておきますが、大湯までのシルバーラインはもちろん走っておりません。クネクネの352号線をひたすら暗くなる中走りまくり、バビュンバビュンなのでございました。

奥只見湖は、福島と新潟に跨がる大きなダム湖。そして、大湯温泉は新潟県です。このあたりから雲行きがおかしくなってきて、新潟特有のパラパラ雨。そのまま小出インターに出て高速へ。赤城高原まで小雨に降られながらの走りでした。
その後は、3連休中日の大渋滞で関越は地獄のような車の列。私がさらに170km走って自宅に着いたのは夜10時少し前のことでした。
本日、5時半家を出て、夜10時帰宅。16時間あまり、640kmの走行距離でした。さすがにちょっと疲れが出ております

最高のタイミングで最高の場所に行ってきました。ご一緒していただいた方々も最高のパートナーでした。どんぴしゃ紅葉の最盛期に当たるのは至難の業。今回は幸運でした。
これにて、最高の紅葉ツーリングレポートを終わります。
では、また来週のツーリングで!またまたチョーロングですよぉ~。