ダウン症のあるベビーちゃんの離乳食支援 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

ダウン症のあるお子さんは
離乳食のスタートが遅れがちになります。

実は離乳食のスタートも、
お子さんが

ちゃんと支えて座れる
食べることに興味をもつ
哺乳反射が弱くなった
よだれを唇を閉じて飲み込めるようになった
大人の口元に注目するようになった
食べ物に手を出してくる
大人がたべていると、口をもぐもぐさせる


↑こんな様子がでてきてから、
離乳食をスタートすると、
とっても、スムーズにいきます

✥ただし、お子さんが嫌がるのに無理に食べさせると、食べるのが嫌いな子になるので、要注意です。



でも、ダウン症のあるお子さんたちの場合

運動発達が、とても遅れます。

低緊張なども強いと、
なかなか
お座りもできなかったりします。

そして、知的障害もあるために、
大人への興味もなかなか育ってこない


先ほどの行動の変化を待っていると、
一歳すぎないと、離乳食がスタートてきなくなってしまうのですよね。


次回に続く。