食事療法は、完璧ですか?~RMT(リズミックムーブメント)を行う前に。 | 言語聴覚士が教える、幸せな赤ちゃんやこどもが育つ発達のヒント

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発達支援を学ぶことで、赤ちゃんとこどもたちが、幸せになる支援方法を知ることができます。
言語聴覚士として、25年以上臨床を続けてきた経験を、皆様にお伝えしています。

ブレインジム、原始反射の統合・・・・
そのようなことをご存じの方は、
RMT:リズミックムーブメントという名前を
聞いたことがあると思います。

結構、ゆるく身体をいろんな揺らし方をして、
原始反射の統合を促すというトレーニング。
http://www.lympha.jp/r.html

ハラルド博士が創始者です。


でも、そのセミナーで、博士が、とてもとても
強調されたこと。


それは、

「食事療法が一番で、食事療法を行わずに
 RMT(リズミックムーブメント)は行ってはならない!!!」
「食事療法に応じなかった場合は、トレーニングができない」


これは、実は、とてもとても重要なポイントなのです。

RMTは、簡単ですが、
大変。脳への刺激をおこなっていて、

代謝機能が弱い発達障碍児、そうでない場合でも、
食事療法を行って、
代謝機能を上げてから出ないと、

反対に、

症状が悪化します。



今、いろんな情報が飛び交っている中で、

自閉症やADHDと言われるお子さんは、

脳の興奮を抑制する物質を代謝する機能に問題があるということ。

そのことを忘れずに、


そして、
過剰な刺激は、反対に、
逆効果があるということをお伝えします。


これは、
昨日、ブレインジムや原始反射の統合について
勉強をされているお母さんたちが、

食事療法が必須であるという大前提を

ご存じなかったので、
あらためて、ブログとしてあげさせていただきました。


さらにいえば、
ハロルド博士は、精神科医でいらっしゃいます。

医師である場合は、
過剰刺激で、破局反応などが起きたり、
問題が起きた場合でも、

医療として、対応できるからこその
テクニックであるということもあらためて
お伝えします。


特に、この春の時期。

発達障碍のお子さんは、
大変、不安定になる時期。


この時期は、
ゆっくりと、
おちついた生活をすることが
とても大切なことを

医療関係者として、大切なことなので、
お伝えいたします。


では、今日も良い一日を☆彡


追伸:毎年、花粉症で悩まされるわたしですが、
   今年は、「爪もみ療法」と「花粉症対策ヨガ」と「鼻うがい」で乗り切っております^^