Perfumeとコクホウジャク | 全身蜂の巣

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煩悩を持て余せ!

 

 

 

TV番組、Eテレ金曜22:00~「ダイアモンド博士の”ヒトの秘密”」

 

という番組を見るでもなく、なんとなく眺めていました。

 

 第四回「性と出会いのメカニズム」

 

 

 

 

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   (コクホウジャク 黒鳳雀)

 

 

①鳥綱スズメ目ハタオリドリ科の鳥

 

②繁殖期の雄は尾羽が50センチメートル以上もの長い房状になり雌にアピール

 

③尾羽が長いほど雌にモテる。すなわち、種の繁殖につながる

 

④実験によって尾羽を短く切られた雄は、雌が寄りつかず”つがい”になれず

 

⑤尾羽が体長よりも長いこの種は、自然淘汰の観点からは天敵に発見されやすく捕食されやすい

 

 

 

 

 

 

 

 

この話にはつづきがあります。

 

目立つ形態に進化するという、天敵によって捕食される危険性を高めたとしても、

 

雌にアピールする形態として独自進化し、種の繁殖を望んだ方が

 

自然界の淘汰の中で”種”の繁栄、つまり種の保存として有利である、ということです。

 

こういったことを「性淘汰」と言うそうです。

 

 

 

 

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   (Perfumeの進化)

 

①自然淘汰として生き残っていけるような抜きんでたルックスではなく、そこそこ

 

②自然淘汰の中で生き残りを図る、”グラビア”方向には進化しようとしなかった

 

③サブカル好きなど、アーリーアダプターに発見されやすい一風変わった不思議な音楽とダンス

 

④不思議な音楽とダンスという独自の方向性に進んで行って多くの固定ファンを掴んだ

 

⑤結果として独特な進化を果たしたので、Perfumeという種の繁栄、保存につながっている

 

 

 

伝わり辛い”コジツケ”ですね。

 

芸能の中の巨大勢力に押し流され、今にも消えそうだった揺籃期。

 

 

 

 

 

一風変わった楽曲と、ちょっとキッチュなダンス表現をつづけていたら、

 

結果的にPerfumeという”種”が存続し、繁栄しているという不思議。

 

 

 

 

これは、

 

自然淘汰とは別のメカニズムとして論じられる”性淘汰”に近い気がします。

 

 

 

 

 

独特に進化した鳥”コクホウジャク”に例えるなら、

 

長い尾羽を少しづつ”進化”させて房状に伸ばし、種の保存に成功しているというイメージ。

 

 

 

 

 

 

 

伝わりませんね、この強引なコジツケ。

 

 

 

 

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どなたかのブログで見掛けた話ですが、本当に変わっていない人は

 

 「ダメになったね」

 

・・・と言われるそうです。

 

 「変わらないね」

 

・・・と言われる人は少しずつ成長している人だそうです。

 

”変わらない”と感じ続けるということは、少しずつ進化していることなのですね。

 

 

そんなことをEテレ見ながら”ボ~っと”思った私。

 

私も、

 

 「変わらないねっ」

 

・・・と、言われたいですね。

 

Perfumeさんのように。

 

 

 

 

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・・・「性淘汰の話しっ?」・・・とお思いのアナタ・・・

 

 

 

  ”進化の話し”

 

 

 

・・・「変わらない話しっ」