「週刊ビッグコミックスピリッツ」 2017年 9月4日 40号
・・・の、お話しではありません(違うんかいっ)
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(スピリッツ)
①若い世代のリズム感は、すでに16ビート化している
②歌のメロディーやリフに16分音符割りのシンコペーションや付点8分音符が多用されてきた
③楽曲と異なるシンコペーションを持つPerfumeの振り付けをリズムの流れとして理解できる
④これらは音楽文化全体が醸す時代性と言えるかもしれない
⑤潮流というよりも、”スピリッツ”の変化に思える
4つ打ちキックという4分音符主体の音楽は
少々リズム感がハズレていようが体を揺らしてリズムをとることが出来ます。
しかし、16分音符を感じながら8ビートで楽曲に乗っていくPerfumeさんのダンスのような表現は
受け手の”リズム感”を一段階上げてリズムを捉えなければ乗れません。
具体的なPerfumeさんの楽曲で言うところの
「 If you wanna 」
「Baby Face」
これらは小節単位でのビートやリズムを感じ取りにくいのではないでしょうか。
より多くの人に良いと言ってもらうという意味での音楽の
”大衆性=POP”
・・・の幅は少しずつ変化しているのです。
これは、”ジャンル”としての流行り廃りといった意味ではなく
音楽文化を受け取る”スピリッツ=魂”の問題であると感じます。
「ハーコーで行こうぜっ」(古いっ)
*ハーコー=ハードコア
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(Perfumeのスピリッツ)
①楽曲の技法だけでもなく、ダンス技法だけでもない、普遍的な良さを求め続ける姿勢
②伝えるべきことが見付かれば、必然的に適切な技法をチョイスしていける
③いたずらに潮流に乗っかるわけではなく、目睫に臨むといったニュアンスの位置に常に居る
④売れる売れない、流行った廃った、といった二元論でなく、新たな座標を加えて価値面積を拡げる
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”この感覚”は、成果主義に傾きすぎた価値観からは見えてこないものと想像します。
”それ”こそが、Perfumeスピリッツです(ほんとかっ)
「Perfumeスピリッツ万歳っ」
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・・・「記事の締め方を誤ったなっ」・・・とお思いのアナタ・・・・
”スピリッツ万歳っ!!”
・・・「締まらない記事っ」