1週間の帰宅を経て、入院始まりました。
毎日美味しいものを食べて、少し体重も戻りました。
が、治療開始してまもなく食欲がなくなり3kgくらい(最初からだと6-7kg)落ちちゃいました。
ウォーキングや筋トレも頑張って、筋肉が落ちた体が触れてわかるくらい少し戻ってたんだけどなー
また退院したら、回復がんばろう!
今回はMA療法です。
M→メトトレキサート ⇒1日目
A→Ara-C(シタラビン)⇒2,3日目
これに、アルカリ化のためのメイロンや、利尿薬などが加わります。
投与自体は3日間しかないようなんですが、尿量測定したり、体重管理が大変そう。
もうだいぶ副作用が抜けたみたいなんですが、1クール目よりだるい日が多かったみたいでしんどそうでした。
いまは血球が底値くらいまで減ってしまったので、感染対策を頑張ってるみたい
血小板2万以下とかって、すぐ出血しちゃうじゃん!と思っちゃうんですが、まだ輸血しないそう。
どういう基準なんだろ。
本人は、画面越しには元気そうで、それはよかったです。
もうちょっとで退院かな?
話変わって、昨日安楽死についてのドキュメンタリー(ノンフィンクション)を見ました(まだTverで見れます)。
子宮頸がんで2人のお子さんがいらっしゃる44歳の方、スイスでの安楽死のドキュメンタリー記録でした。
お子さんがいらっしゃるところは別ですが、同い年で同じ病気。
ご本人は、聡明で気丈でお仕事もバリバリされて、ご自身の病状も良く理解され、緩和ケアでは取り除けない痛みがあるとのことでした。
旦那さんも娘ちゃん達も、映ってなかっただけかもしれませんが、自分の感情は押し殺して、お母さんがしっかり旅立てるように支えている姿が印象的でした。
空港でのお別れの時も、お母さんの希望どおり笑顔で見送って、下のお子さんは小学生だっていうのに、本当によく頑張ったな、頑張ったというかなんというか、お母さんの気持ちを尊重して踏ん張って、励まして、最期のときも「大丈夫だからね!ママ大好きだよ!」って何度も画面越しに声かけてて、涙が止まりませんでした。
家族には負担をかけることになるけど、がんの多発転移をしたときから死をずっと身近に感じていたから、私もその時がきたらこの選択をしたいなとずっと思ってました。
生きる権利を奪われてしまう(末期なのに、延命なのに、もう高齢なのにまだ生きるんですか?安楽死もありますよ、というような圧力がかかる)ことの議論も同時に必要みたいで、たしかにそれは重要だけど、
死にたいくらいの痛みに耐え続けてまで、生き続けないといけないのは辛すぎます。
日本でも安楽死が選択できるようになったら、がんという病気が少しだけ怖くなくなるような気がするなぁ