前回の物語の続きです。
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しばらくすると、話を続けました。
「でね・・。
じゃぁ、こいつを大事に育てて
僕の友達にしようと思ったんだ。
一人での生活は寂しかったからね・・・。
それで毎日、水をあげたり話かけたりしていたら、
なんと驚いたことに一年で僕の身長ぐらいになったんだよ。
さらに驚いたことに、きれいな花が咲いたんだ。
その花の香りは・・・
あの時食べた実と同じぐらい甘い素敵な香りだった。
ひょっとしたら、あの実が戻ってくるかもって思ったぐらい、
それはそれは素晴らしい香りだったよ・・・。
そのうち花は咲き終わり、
しばらく経つと咲いていたところに
小さな丸い実がなっていたんだ。
そのときは、あれ?これは、なんだろうって思ったんだけど、
しばらくそのままにしていたんだ。
そうしたら日が経つごとに大きくなっていってね・・・。
ついには、あのとき食べた実と同じ大きさになったんだよ。
匂いも色も全くおんなじ。
しかも、今度は一個じゃなくて一回じゃ食べきれないぐらい、
た~くさんの実がなっていたんだよ。
このとき、やっと気づいたんだ。
この実は僕が昔、食べたあのおいしい幸せの実だって・・・。
そして、おじいさんの言っていた
自然の法則を使いなさいっていう意味も理解できた。
だから今年も、こうして種をまいているところなんだよ」
その話を聞いてすっかり感心したぽんたは、きなこに言いました。
「さっそく僕たちも、ろろ君みたいにやってみよう」
こうして二人は、幸せの実を半分ずつに分けて食べ、
残った固い部分。つまり種を植え、どんどん増やしていったそうです。
今では幸せの実がなる木が百本にも増え、
一生食べ物に困らず健康で幸せな生活をおくりました。
この幸せの実のなる木は、
春には花を咲かせ見る人たちの心を癒し、
夏には緑の葉で涼しさを演出し暑さを和らげてくれます。
そして、秋には実と真っ赤に燃えるような紅葉で
二人を楽しませてくれましたとさ。
おしまい。
あとがき
最後まで、お読みいただきありがとうざいました。
物語の中にもありますが、種を蒔くこと、
すなわちそれは夢、願望を明確にすること。
そして、それらを大切に心の中で育て(楽しくイメージして)
信頼し花を咲かせる。つまり夢や願いが叶うことです。
それがこの物語でお伝えしたかったことです。
どうか、夢や願望をはっきりさせ
すぐにそれが現実にならなくてもあきらめないでください。
もうすでに種は蒔かれたのですから、
それを信頼し(土をほじくりかえすようなことをしないで)
叶うまでの過程を楽しんでください。
あなたの生活が、
これからもさらに幸福なものでありますよう・・・・☆
最後に、プチメッセージをお伝えします。
褒め言葉は心の栄養である。
あなたという存在は、この世にたった一人しかいない貴重な宝もの。
あなたは、この世に祝福され生まれてきた。
どんなことがあっても、自分を貴重品のように扱い、
たくさんの優しさで自分の心を包んであげてください。
追伸☆
どうやって自分の心を優しく包んであげるのか?
その方法を知りたい方は、こちら
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