全てじゃないですが早速
『不安の種』★★★
得体の知れないものは得体のしれないままがいい。
不安を煽る音楽と気色悪い視覚効果になかなか楽しめました。
特に道路を這う眼球の群れやおちょなんさんにはゾクっと来るものが。
須賀健太と浅香航大の男二人のへたれっぷりが変に問題をこじつけて解決し生き延びようという展開にしなかったのが好感。
そう!ただ怯えてればいいよ!
原作は絵だから表現できるおぞましさがあるけど、そこからうまく映えるものを選んで映像化した感じ。
狙ってか思わず声を出して笑ってしまう恐怖描写もあり。
『スクールガール・コンプレックス 放送部篇』★★★★
写真集原案?ってどんな映画なんだろうという純粋な疑問とかわいい女子高生見たさに見たら、これが予想外の傑作!
画はもちろん揺れ動く彼女たちの感情や胸を締め付けられる切ない関係、どこを切り取っても一瞬一瞬儚くも痛烈で美しかったです。
主演二人の演技も素晴らしいのだけど、一歩引きながらも想いを募らす近藤真彩さんが素晴らしい。最後にはその想いを叫びに近い形で魅せるシーンには鳥肌が立っちゃいました。
しかしなんだかんだ言ってやっぱり主演の森川葵さんが天使のような可愛さが一番の見どころだと思います。
『真夏の方程式』★★☆
前作「容疑者Xの献身」に続いて今回もドラマの延長上の映画でなく、一本の映画という丁寧に丁寧に物語をひも解いていく印象。
真相より推理の過程に魅力を感じた。
さらに言えば事件とは直接かかわりのない海での実験シーン。
キャストの抑えた演技がより物語を引き立てる。
しかし肝心の事件の真相には、個人的には全く受け付けない。
あまりにも子供に残酷な枷となるトリック。
湯川は最後に犯人に切り込み、少年には言葉を贈るものの、それでも全く報われない。想像もできない苦しい未来がある。
だったら彼のその後を続編として描いてほしい。救いを見せてほしい。
『V / H / S シンドローム』★★★
純粋に怖かったのは1本目。
まだ物語の展開も作品のテイストもグロさもわからない冒頭、それも見るからに目がイッてる女の不気味な「愛してる」の連発に嫌な予感しかせず何度もDVD止めたくなりました。
なので劇場で鑑賞しなくて良かった。
しかしオムニバス形式で2つめ3つめとなると最初ほどインパクトもなく恐怖の種類もまた若干違うので平気でした。
ビデオチャットのおねえちゃんはどストライクでホラーとして見れず、まさかのおっぱい拝めたってだけで大満足でした。
そこだけは劇場で観たかった!!!
『Seventh Code:セブンスコード』★★★☆
黒沢清がギュッと詰まってた!
これはあっちゃんのPVじゃないでしょ!
黒沢清のPVでしょ!黒沢清のファンのために作られてんでしょ!!
ってくらい黒沢清清してました。
どこか荒廃した空気漂うロシアの街並みがこんなにも馴染むなんて。
そして人物のどこか不可解な言動や違和感ある会話にどんどん引き込まれます。
淡々と役者は真剣な表情をしているのに笑っていいのか悪いのか。
アクションシーンにとどまらず乾いた暴力性もところどころ垣間見れる。
この世界観はやっぱりこの人じゃなきゃ出来ない。
ラストのロングショットは「カリスマ」だったり「蜘蛛の瞳」だったり「回路」だったりいろんな黒沢作品の要素がごっちゃ混ぜになったようで、えもいわれぬ高揚感を覚えました。
これ、1週間限定レイトショーじゃ絶対勿体ないって!!
『鑑定士と顔のない依頼人』★★★★☆
1回目を観た3日後に早速2回目を観ました。 こんなにすぐ劇場で観返したのは初めてです。
リピーター割があるのにも納得の一本。
緻密に張られた伏線は言うことなし。
しかし最後まで表の描写しかないので、エンドロール自分で裏を補完したら恐ろしいこと恐ろしいこと。
あのディナーの表情で感じた胸のざわつきが、後から後から効いてきて動悸起こしそうになった。品格漂う上質なミステリー。
予備知識一切不要です。
口コミロングランでまだまだやってると思うので騙されたと思って是非。
『楽隊のうさぎ』★★★☆
見守る視点のような
部活としての成功でなく、吹奏楽部に入部した純朴な少年の仲間達と触れ合いまた悩み考える姿を見て、人との関わり方を学び自分も考えていく日々。
それを急かさず自分もそうであったと見守るような温かい視点で、そんな中学校で一番大切な成長を垣間見た気分。
部員全員オーディションで決めたらしいが、役者じゃなくて素の一般中学生なんじゃないかってくらい自然で等身大。練習前の他愛のない雑談など。
そんな約40人の部員の思春期の多感で繊細な面も、全て理解し包み込むような勉ちゃんこと宮崎将の眼差しが印象的。
終盤のうさぎもイイ。
『マルホランド・ドライブ』★★★★
眠れなくなった。分からなくて。
それでも終始不穏で官能的で張り詰めた空気にゾクゾクが止まらなかった。悪夢が延々と続く感覚。
分からないけど確実に好きだ。
分からないことそのものが魅力のような。
しかしその理解できないモヤモヤに負けてネタバレサイトを読んでしまった。分かるまで何度も繰り返し観れば良かったと後悔。
また必ず観よう。
とりあえずナオミ・ワッツが最高だった。おっぱい。
『永遠のこどもたち』★★★★★
頻繁に音でビビらせてくるものの廊下の撮り方など画だけの不気味さも申し分なくてラストまではビクビク。
紛れもないホラーなのだが、ただ一貫された母の強さとそれ故の衝撃的な結末に鑑賞後の印象は恐怖より感動が勝る初めての体験。
個人的に去年の洋画でダントツベスト「インポッシブル」のJ・A・バヨナ監督のデビュー作にして傑作でした。
『バイロケーション』★★★
結末が異なる「表」と「裏」の2パターン両方観ました。
「裏」では目印は分かっているのでそれをピースにパズルを解く感覚。 あとどこから結末が変わるんだろうかっていう新しい楽しみ方。
やっぱり視覚的には気色悪いけど(褒めてます)ホラーというよりはサスペンス。
主要4人のバランスが良いが個人的には酒井若菜のパートが悲壮感漂う演技といい感慨深くもっと掘り下げて欲しかった。
アイドルで溢れかえってるJホラー界では丁寧に作り込まれた脚本と正攻法の恐怖描写も、この手の映画の宣伝の代名詞となった「シックスセンス」との比較が無ければそこまでハードルも上がらなかったのでは。
『トリック劇場版 ラストステージ』★★
恐ろしくスベってた気が。
ほぼ絶え間なく小ネタが連発されるわけですが、笑えたのはほんとに僅か。
ど、どうしたの?狙いなの?ドラマもこんなだったっけ?と心配になるくらい。
でも秘境へ向かう船上でオネエ北村が阿部寛を見つめるツメツメの攻め攻めカットには爆笑しました。
仲間由紀恵は可愛いんですがキレるところはもっとキレて欲しかったです。
ちょっと頭が可哀想な人みたい…
ただ月光が流れてからのエンディングはドラマもしっかり覚えてるファンには堪らないでしょうね。
そんなファンへの恩返しのような映画だと感じました。
『アメリカン・ハッスル』★★☆
あのヅラのインパクトたるや。
相関図がとんでもなく濃密に絡み合ってる。
誰の視点で見ても想像を絶する葛藤があり、彼らが見せる悔し涙は迫真。
70年代のサウンドもシビれるしこれぞ詐欺師映画!と言いたくなるラストの痛快さ。
『不安の種』★★★
得体の知れないものは得体のしれないままがいい。
不安を煽る音楽と気色悪い視覚効果になかなか楽しめました。
特に道路を這う眼球の群れやおちょなんさんにはゾクっと来るものが。
須賀健太と浅香航大の男二人のへたれっぷりが変に問題をこじつけて解決し生き延びようという展開にしなかったのが好感。
そう!ただ怯えてればいいよ!
原作は絵だから表現できるおぞましさがあるけど、そこからうまく映えるものを選んで映像化した感じ。
狙ってか思わず声を出して笑ってしまう恐怖描写もあり。
『スクールガール・コンプレックス 放送部篇』★★★★
写真集原案?ってどんな映画なんだろうという純粋な疑問とかわいい女子高生見たさに見たら、これが予想外の傑作!
画はもちろん揺れ動く彼女たちの感情や胸を締め付けられる切ない関係、どこを切り取っても一瞬一瞬儚くも痛烈で美しかったです。
主演二人の演技も素晴らしいのだけど、一歩引きながらも想いを募らす近藤真彩さんが素晴らしい。最後にはその想いを叫びに近い形で魅せるシーンには鳥肌が立っちゃいました。
しかしなんだかんだ言ってやっぱり主演の森川葵さんが天使のような可愛さが一番の見どころだと思います。
『真夏の方程式』★★☆
前作「容疑者Xの献身」に続いて今回もドラマの延長上の映画でなく、一本の映画という丁寧に丁寧に物語をひも解いていく印象。
真相より推理の過程に魅力を感じた。
さらに言えば事件とは直接かかわりのない海での実験シーン。
キャストの抑えた演技がより物語を引き立てる。
しかし肝心の事件の真相には、個人的には全く受け付けない。
あまりにも子供に残酷な枷となるトリック。
湯川は最後に犯人に切り込み、少年には言葉を贈るものの、それでも全く報われない。想像もできない苦しい未来がある。
だったら彼のその後を続編として描いてほしい。救いを見せてほしい。
『V / H / S シンドローム』★★★
純粋に怖かったのは1本目。
まだ物語の展開も作品のテイストもグロさもわからない冒頭、それも見るからに目がイッてる女の不気味な「愛してる」の連発に嫌な予感しかせず何度もDVD止めたくなりました。
なので劇場で鑑賞しなくて良かった。
しかしオムニバス形式で2つめ3つめとなると最初ほどインパクトもなく恐怖の種類もまた若干違うので平気でした。
ビデオチャットのおねえちゃんはどストライクでホラーとして見れず、まさかのおっぱい拝めたってだけで大満足でした。
そこだけは劇場で観たかった!!!
『Seventh Code:セブンスコード』★★★☆
黒沢清がギュッと詰まってた!
これはあっちゃんのPVじゃないでしょ!
黒沢清のPVでしょ!黒沢清のファンのために作られてんでしょ!!
ってくらい黒沢清清してました。
どこか荒廃した空気漂うロシアの街並みがこんなにも馴染むなんて。
そして人物のどこか不可解な言動や違和感ある会話にどんどん引き込まれます。
淡々と役者は真剣な表情をしているのに笑っていいのか悪いのか。
アクションシーンにとどまらず乾いた暴力性もところどころ垣間見れる。
この世界観はやっぱりこの人じゃなきゃ出来ない。
ラストのロングショットは「カリスマ」だったり「蜘蛛の瞳」だったり「回路」だったりいろんな黒沢作品の要素がごっちゃ混ぜになったようで、えもいわれぬ高揚感を覚えました。
これ、1週間限定レイトショーじゃ絶対勿体ないって!!
『鑑定士と顔のない依頼人』★★★★☆
1回目を観た3日後に早速2回目を観ました。 こんなにすぐ劇場で観返したのは初めてです。
リピーター割があるのにも納得の一本。
緻密に張られた伏線は言うことなし。
しかし最後まで表の描写しかないので、エンドロール自分で裏を補完したら恐ろしいこと恐ろしいこと。
あのディナーの表情で感じた胸のざわつきが、後から後から効いてきて動悸起こしそうになった。品格漂う上質なミステリー。
予備知識一切不要です。
口コミロングランでまだまだやってると思うので騙されたと思って是非。
『楽隊のうさぎ』★★★☆
見守る視点のような
部活としての成功でなく、吹奏楽部に入部した純朴な少年の仲間達と触れ合いまた悩み考える姿を見て、人との関わり方を学び自分も考えていく日々。
それを急かさず自分もそうであったと見守るような温かい視点で、そんな中学校で一番大切な成長を垣間見た気分。
部員全員オーディションで決めたらしいが、役者じゃなくて素の一般中学生なんじゃないかってくらい自然で等身大。練習前の他愛のない雑談など。
そんな約40人の部員の思春期の多感で繊細な面も、全て理解し包み込むような勉ちゃんこと宮崎将の眼差しが印象的。
終盤のうさぎもイイ。
『マルホランド・ドライブ』★★★★
眠れなくなった。分からなくて。
それでも終始不穏で官能的で張り詰めた空気にゾクゾクが止まらなかった。悪夢が延々と続く感覚。
分からないけど確実に好きだ。
分からないことそのものが魅力のような。
しかしその理解できないモヤモヤに負けてネタバレサイトを読んでしまった。分かるまで何度も繰り返し観れば良かったと後悔。
また必ず観よう。
とりあえずナオミ・ワッツが最高だった。おっぱい。
『永遠のこどもたち』★★★★★
頻繁に音でビビらせてくるものの廊下の撮り方など画だけの不気味さも申し分なくてラストまではビクビク。
紛れもないホラーなのだが、ただ一貫された母の強さとそれ故の衝撃的な結末に鑑賞後の印象は恐怖より感動が勝る初めての体験。
個人的に去年の洋画でダントツベスト「インポッシブル」のJ・A・バヨナ監督のデビュー作にして傑作でした。
『バイロケーション』★★★
結末が異なる「表」と「裏」の2パターン両方観ました。
「裏」では目印は分かっているのでそれをピースにパズルを解く感覚。 あとどこから結末が変わるんだろうかっていう新しい楽しみ方。
やっぱり視覚的には気色悪いけど(褒めてます)ホラーというよりはサスペンス。
主要4人のバランスが良いが個人的には酒井若菜のパートが悲壮感漂う演技といい感慨深くもっと掘り下げて欲しかった。
アイドルで溢れかえってるJホラー界では丁寧に作り込まれた脚本と正攻法の恐怖描写も、この手の映画の宣伝の代名詞となった「シックスセンス」との比較が無ければそこまでハードルも上がらなかったのでは。
『トリック劇場版 ラストステージ』★★
恐ろしくスベってた気が。
ほぼ絶え間なく小ネタが連発されるわけですが、笑えたのはほんとに僅か。
ど、どうしたの?狙いなの?ドラマもこんなだったっけ?と心配になるくらい。
でも秘境へ向かう船上でオネエ北村が阿部寛を見つめるツメツメの攻め攻めカットには爆笑しました。
仲間由紀恵は可愛いんですがキレるところはもっとキレて欲しかったです。
ちょっと頭が可哀想な人みたい…
ただ月光が流れてからのエンディングはドラマもしっかり覚えてるファンには堪らないでしょうね。
そんなファンへの恩返しのような映画だと感じました。
『アメリカン・ハッスル』★★☆
あのヅラのインパクトたるや。
相関図がとんでもなく濃密に絡み合ってる。
誰の視点で見ても想像を絶する葛藤があり、彼らが見せる悔し涙は迫真。
70年代のサウンドもシビれるしこれぞ詐欺師映画!と言いたくなるラストの痛快さ。