学生時代に一番打ち込んだサークル活動の大きな区切りであるイベント。
挨拶をしたり、受けたりもある自分にとっては重要な日を、重ねて頼んでおいたにもかかわらず、母の飲み会の為に行けなかった年の事です。
地方出身の父も母も、私から見ると実家に対しては妄想に近い感覚を持っておりました。
この世で一番素晴らしいところで、そこには素晴らしい家族がいると思っております。
家にはテレビが一台しかありませんでした。
これから父の実家がある地域をテレビ中継するようで、父は私と妹にも一緒に観るように誘いました。
私たちはそれを断りました。
父はその後、お酒を飲んだようですが、キッチンに母と妹、私がいるところにやってきて、「さっきの態度はなんだ。全ておまえが悪いんだ」と怒鳴りながら、私に往復びんたをしました。
故郷のテレビ放映を一緒に観なかった恨みでしょうか。
私はいかにも父が取りそうなふるまいだと思いながら、それよりも背中を向けて皿を洗っている母。
黙って見ている妹を認識して、もはやここまでと言う気持ちがあふれてきました。
あなたたちの尻拭いをさんざんさておきながら、立場が逆になると関わらないその姿勢。
妹は小学生の頃に夜道で変質者が近づいてきた時に「あの家の人を呼んで」と頼んだら、「嫌だ」と言いましたが、相変わらずです。
誰がどうみても妹が悪く、父に怒鳴られた時に「助けて」と言ったので、助けてあげた事がありましたが、逆の立場となれば自分は静観を決め込む。これまでも、これからも変わらないのでしょう。
