ここのところ、理屈ではなく本能的に「終末感」を感じています。
87歳の母は短い期間で歩けなくなってきた事で、多くの恒例行事が難しくなりました。
「涼しくなったら行こうね」などと言っていた所も、もう行けないのだと思います。
「今日が最後」と思って出かけた事はありませんが、最後になってしまいました。
そして、それは夫も同じです。
歩く事が好きでしたので、かなり遠くまで散歩をしていましたが、今はたまに一緒に歩いても途中で休まないと歩けなくなりました。
家の中でも動くのがつらそうに座っている時間が増えて来ました。
新しい事と出会う楽しみがたくさんあった時期はもう終わったですね。
静に、ゆっくり歩きながら、ここまでの道を振り返る時なのでしょうか。