桜の季節がやってきます。
結婚して実家を出てから、お花見の季節には毎年、両親を花見に誘いました。
子供を連れて、敷物、弁当、飲み物を全て用意しての花見です。
荷物が重くて泣きたくなりました。
妹は数回参加したものの、それ以降は来なくなりました。
息子は嫌がらずに毎回参加。成長とともに荷物を持ってくれるようになりました。
しかし、だんだん現地までの移動が大変になり、まず、父が来なくなり、母も来れなくなりました。
八重桜の頃には夫と見に行くことが多いのですが、今年はどうなるでしょう。
一年が過ぎるのは驚くほど早いような気がします。
正月だお花見だ、花火だと言っているうちに年末になり、また繰り返します。
らせん階段のような人生で、ゆるやかに登場人物が変わってしまいます。
歩けないのに「花見がしたい」と言う母。
無理難題を口にしても、何とかしてもらえると思っているようです。
あまり歩けない母が見る事ができる桜の木を探します。