結婚をして、夫の家で生活を始めました。
同じ都内とは言え、私の実家とは東西に大きく離れております。
何だか雰囲気も違うし、誰も知り合いがいない中、出産をして、育児が始まりました。
その頃、公園で特に親しくなったお二人がいます。
信じられないくらいに、何でも知っていて、何でもできる方々です。
子供は同い年なので、毎日のように遊び、家に遊びに来ると、帰宅する時は来る前より家がきれいになっています。
御主人が銀行にお勤めだった為、お一人は地方に引っ越しをされました。
時々、連絡を取り合っており、地方から東京に戻られてからは、また、会えるようになりました。
今日は久しぶりに三人で家でおしゃべりをしました。
「あれから20年は過ぎているね」
正式には24年くらいです。
3歳の息子がぜんそくで入院してしまった時に、「私がみているから、ゆっくり家に戻ってきて」と言ってくれた事。
引っ越しの気配で動揺する息子さんを預かった数日。
手術を受けた友人を二人でお見舞いに行った事。
携帯電話なんてなくても、つながれる事を体験しました。
20数年間のお付き合いで、この後、さらに20年間お付き合いが出来るのかはわかりません。
でも、自分の足跡を見ることが出来た一日でした。