息子の高校は12月くらいから、ほとんど登校日がありません。
この後も、卒業式を含めて4回くらいしか登校日がないのです。
通信制の高校ではなく、普通の全日制高校です。
つくづく、こんな事を言いたくなったのは、私が今日は日曜日だと思いこんで、起床から数時間過ごしていたからです。
学校がないので、曜日の感覚もなくなっております。
おおっ、今日は土曜日だったか。
そう気づき、次ぎに、
おおっ、今日はセンター試験だったか。
こうも気づきました。
息子は受験生で、一応、センター試験も受けるのです。
受験当日の朝、初めて、「センター受験の注意要項」みたいなものを見てみました。
「英字や地図などの服を着てきてはいけない。もし、来てきたら脱いで受験してもらいます」
なんと、こんな愉快な注意事項を発見。
「ちょっと、ちょっと、これ見て!」と息子に読ませます。
「これって、この模様の服一枚しか着てなかったどうなるんだろうねぇ」
「小島よしおみたいな格好で受験するんじゃない」
頭の中で、何とか地図とか英字の服はないかと捜してみましたが、残念ながら見つからず。
あったら、いい思い出が出来たのにと、かなり残念な気持ちで息子を送り出しました。
ニュースでは真面目そうな出来のよさそうな受験生が「もう、緊張して、昨夜もなかなか眠れませんでした」とインタビューに答えていました。
服を脱がされたら、小島よしおになると笑い、何とか息子を小島よしおみたいな格好にさせられないかと、服を捜す親。
「ふざけた姿勢ではふざけた結果した出ないぞ」。
昔、しつこく教師に言われたものだったと思い出します。