母親が我が子の点滴液の中に腐敗した水を混入した事件がありました。
目的は「周囲の関心をひきたい」。
我が子が大変な事になれば、その母親として周囲から同情などを受けられると言うことらしいです。
周囲の関心をひくために、虚偽の話をしたり、自傷行為をする、病気のふりをする症状を「ミュンヒハウゼン症候群」。
目的は同じで、傷つける対象が自分ではなく他者を選択する事を「代理ミュンヒハウゼン症候群」と言うそうです。
人々の関心が自分に集まる事が本人の精神的利益となるのでしょう。
誰だって、存在を無視されるよりは、関心を持たれたいと言う気持ちはあるかと思いますが、それには一生懸命仕事をするとか、試験でよい成績を収めるとか、一般的にはそういう事ではないでしょうか。
本人も周囲も納得できる結果です。
しかし、それらを全て、放棄して、事もあろうに我が子の点滴に腐敗水とは。
名前がつけば病気と言うことでしょうか。