『女性の「 noblesse oblige」を政治で活躍』
「 noblesse oblige」は、直訳すると、「高貴さは 義務が伴う」という意味で、
身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるということ、
強く生まれたものは、よわいものを助ける義務。とも考えられると思っています。
多くの日本男性は、小さい頃から「男の子でしょ?「男なんだから」「女や弱いものを守らなければならない」と言われ育てられ、潜在意識の中にあると思います。
では、大人になって、社会的に重要な立場(政治家)で女性が政治をしようとすると、「いやいや、これは男の仕事」と思われるのも、女性を差別している意識なく、小さい頃から背負わされてきた男女の負担を考えても、当然とも思っています。
日本の男性は、このような考えを大切にしてくださっているものと思っています。
「政治分野でより女性が活躍するには?」と考えると、
女性の社会進出、とりわけ政治などの重要な役割を担うとなった時にも、
当たり前に、女性が社会的責任「 noblesse oblige」を持つ必要があります。
では女性が持っていないのか?というと、そんなことはありません。
女性で「 noblesse oblige」を持って、
社会に対してすべき責任・コモンセンスを持っている人はたくさんたくさんいます。これをわかっていただきたいです。
いち有権者にとっては、この「 noblesse oblige」を持っている人に、政治家になってほしいじゃないですか。
マウンティングしたり私利私欲のために政治家になっている人 には投票したくない。
そうすると、今の状況は、むしろ喜ばしいことかもしれません。
政治に女性参加が少ない日本で、わざわざ政治家になろうと戦っている人は、
義務感、責任感。が人一倍ある。
お金を稼ごうとか思って政治家になる女性なんていないですから。
男性にとっても女性にとっても、今政治で女性が活躍しようとする人は、応援した方がいい。
日本女性がこんなにも政治参加しにくい日本の現状で、政治家となっている女性は、本当にすごいと思っています。
重要ポスト・管理職での 多様性が失われれば、 みんな生きづらくなります。
この、『女性にも 社会的責任「 noblesse oblige」を持っている人が多い。「 noblesse oblige」を持っているのであれば、社会で大活躍すべき』
という社会になることが、真の女性活躍社会であると考えています。