おはようございます
今日もいい天気ですね!
専門的な洋菓子の範囲ではないのかもしれませんが・・・・。
「かき氷」の話を
今日は2020/08/26なのですが
暑さ(最高気温36℃らしい)にボンヤリしながら子供の頃に楽しかった
「かき氷」のことをチョット考えていました。
※このページでは
「屋台のシロップは香料・着色料以外は同じ」
だとか、
最近流行のフレッシュフルーツから作られた果肉感のあるシロップをかけたり
可愛らしく仕上げた「高級かき氷」のお話はしません。🙇
「かき氷」の楽しさはなんだろう?
・・・と、おじさんは考えた・・・
赤・黄色・緑
まず!あのカラフルな色は夏の子供達にとってめちゃくちゃ魅力的だな!と思います。
※ちなみにおじさんが子供の頃はブルーハワイはありませんでした・・・・。
そーなの・・・・。
クルクル回転する氷が削られてフワフワになって器に積もるその様子は大人になった今でも
「ワクワク」が抑えられません!
シャカシャカ
子供は
何かの姿や形が変わって
別の何かに変わるのが大好きだと思います。
きっとそんな見た目の
「キラキラ感」
と自分が食べる「かき氷」が作られていく
「ワクワク感」
が大きな魅力なんだろうと思います。
楽しい!
西洋料理のメニューでお魚料理とお肉料理の間などに
〈ひと息〉つけて
〈お口直し〉的な意味もある
「グラニテ【Granité】」
と呼ばれる「かき氷」のような氷菓があります。
「みぞれ」のような感じでしょうか?
お口がリセットされます。
「かき氷」のような「ふわふわ感」や
「シャーベット」のような口溶けの良い
「なめらかさ」とも違います。
氷を砕いた
「ジャリジャリ」と
「シャリシャリ」
の間の様な食感で、糖度は次の料理の邪魔をしないように
「シャーベット」より低く作られます。
※もちろんメニューやお客様の好みで
「シャーベット」のサービスも選べるレストランもあります。
しそで作ったグラニテ
「シャーベット」は
「アイスクリーム」と同じように温度を下げながら混ぜる事で空気を含ませますが
「グラニテ」はシロップを凍らせてから砕くか
「少し凍らせて砕いて」を繰り返して作ります。
フードプロセッサーなども使います。
回しすぎに注意
素材は主にフルーツ(特にグレープフルーツは美味しい)
ですが野菜も使われます。
レストランで働いていた時、美味しいと感じたのは
「青いトマトのグラニテ」と
「セロリのグラニテ」です。
特にトマトはレストランの庭で採れたまだ若くて香りも青いトマトを使っていました。
(私が働いていたレストランはお庭がありました)
このトマトの「グラニテ」を食間に食べると絶妙にサッパリして次の料理を引き立てる役割もします。
しかも料理の流れをジャマしません。
※個人的にフルーツのグラニテは前後の料理を少し分断してしまう感じがしていました。
レストランで働いていた時の話はこちらから。もし良かったら・・・・。
~追記~2023/7/9
セロリのグラニテ
日本の洋菓子用のミキサーやオーブン、ケーキカッターなどを作っている
「愛工舎製作所」さんは最初
「かき氷機」を作っていたそうです。
埼玉県戸田市の本社にお邪魔した時に教えて頂きました。
あの懐かしい手でクルクル回す大きな
かき氷機が展示されていました。
家庭用の「かき氷機」もリーズナブルに購入出来るようになりましたね!
またほしい。
私の子供の頃は電動式は無く、手でクルクル回すタイプだけでした。
たいへん!💦
しかしそれがめちゃくちゃ楽しくて食べるのそっちのけでガリガリしていたのを覚えています。
母は主に「イチゴシロップ
」を用意していた記憶がありますが私は断然
「カルピス派」でした。
当時(1960年後半から70年前半)はお中元の季節になるとお子さんがいる家には
「カルピス」のセットを贈る事が多かったと思います。
今でも「カルピスかき氷」が一番美味しいと思っています。これだーっ
もちろん飲むのも好きです。
街の「かき氷屋さん」には
カルピスが無いので・・・・、
だいたい「宇治金時」を注文しちゃいます・・・・。
でもホントは
「カラフル」で
「キラキラ感」のある
「かき氷」を食べたいのです・・・。
大人って・・・・。
それでは皆さん
愛ある一日を!
※しそのグラニテ(2022/08/21に追加で貼り付けました)
※セロリのグラニテ 追記2023/7/9