PATINA LIFE! 「家のこと・デザインのこと・ライフスタイルのこと」 -12ページ目

現地が必要としているもの

被害の規模が大きすぎて状況を把握するどころか、まだ情報は錯綜しています。

私にも色々な方からメールが送られてくるのですが、これから必要になってくる情報を抜粋しました。



「被災時に必要だと思われる救援物資」

・食料の缶詰(缶切りなしで開けられるもの)

・米(真空パックされているものか、水を入れて戻せるアルファー化米)

・水(ペットボトル)

・乳児用ミルク

・日持ちのする調味料

・飲料水用バケツ、ポリタンク

・防寒具(毛布、使い捨てカイロ)

・衛生用品(女性の生理用品、子供のおむつ、大人用のおむつ)

・防塵マスク、防災頭巾、軍手、ゴミ袋

・ラップ

・厚手生地のクッションや敷物

・靴(足下が悪い地域を歩くので底がしっかりしたもの)

・スリッパ(余震で避難所の窓が割れた時のため)

・ウエットティッシュ、ティッシュペーパー、タオル

・懐中電灯、電池、手動発電機能付きの充電端末



支援は各自治体、都道府県の災害対策本部で確認し、何が必要かを確認してから行って下さい。

また現地やその周辺で、必要な物を必要なだけ購入できる現金が有効な場合も多くありますので、何が必要かを確認し、救援物資を送るのか、現金を送るのか決定して下さい。



「ボランティアで現地に入れる方」

今のところ、現地での受け入れ態勢ができていません。

すぐにでも現地入りし、何かをしたいという気持ちはわかりますが、今勝手な判断で現地入りしたところで、何もできないどころか現地に迷惑をかけてしまいます。今は待機し、救援要請窓口が開くまで待って下さい。

救援要請が始まったら、入れる方は現地滞在期間中の食料・水を各自用意し、細心の注意を払って現地入りして下さい。

家を失ったり、家族と連絡がつかない方が多数います。生き死にを目の当たりにし、これからどうしたらいいのか、どうなっていくかという不安が大きく、全ての時間は止まっています。

近くに被災者や、その家族がいる場合は、声をかけたり、手を握ってあげたりするだけで、多少でも気持ちが落ち着くと思いますので、躊躇なく救いの手を差し伸べて下さい。



Google Crisis Response(震災情報をまとめたページ)
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

SAVE JAPAN!(都道府県別ツイートをまとめたページ)
http://savejapan.simone-inc.com/

日本赤十字社(義援金・物資・ボランティアの情報)
http://www.jrc.or.jp/

Pray for Japan(各国から寄せられた応援メッセージ)
http://matome.naver.jp/odai/2129985372846288901


何ができるか

各地の被害状況が徐々に伝わってきました。

その被害の大きさに愕然とします。

ボランティアで現地に入りたいと思っている方もたくさんいると思いますが、今現地入りする事は危険です。

二次災害の恐れがあるだけでなく、現地の受け入れ態勢ができていないので、かえって迷惑になりかねません。

いずれみなさんの力が必要になる時が来ます。

その時までは救助隊の方にまかせ、今は、「被災者の為にできることは何か」を考える時です。

現地入りできるできないに関わらず、個人でも何かできる事があるはずです。

また、阪神大震災の経験上、避難している方にとって食料や水は当然必要ですが、それと同じくらい必要なものは、「灯(あかり)」と「正しい情報」です。

余震が続く中、停電した状態の暗闇ですごすことは、想像する以上に大きな不安があります。

少しでも灯があれば、精神的な不安は大きくやわらぎ、ストレスも少なくなります。

また、一切情報が遮断された状態は、先の見えない被災者にとっては不安が増幅されてしまいます。

避難されている方の安否確認を含めた正しい情報は、冷静な判断ができる源になります。

テレビ等で情報が取れない方、TBSテレビのUSTREAMで最新情報の報道をしています。

移動端末等、ネットだけでもつながっている方は確認を。

http://www.ustream.tv/channel/tbstv


宮城で震度7

宮城県で震度7の地震が発生しました。

神戸に起きた地震と同じ震度です。

私が経験した揺れも震度7だったので、全てを持ち去ってしまうようなその揺れの凄まじさは、想像を絶します。

東京に住んでいる友人(阪神淡路大震災を大阪の泉南郡で経験)によると、阪神の時に経験した揺れよりも大きかったそう。

阪神淡路大震災の時は、最初の地震では倒壊しなかった建物でも、その後の小さめの余震で倒壊した例も多くあります。

今も余震が続いているようなので、倒壊の危険のある建物には近づかないで下さい。

まず、ご自身の安全確保で。