最近このような記事を目にしました。
鼻が短い短頭種の犬はそうでない犬種に比べ
短命になるリスクが高く
平均的な寿命も短いという報告です。
背景や死因の分析はされていませんが
統計としてそのような結果になったということです。
また昨今議論されている
純血種×純血種の寿命に関して
今後調べられていくようです。
当院にもフレンチブルドッグ×パグの
ふぐさんがいますが、
彼に関してはややアレルギー体質ですが
健康上悪い方にかけあわせが働いている様子はさほどありません。
しかし交配は良くも悪くも読めない部分が大きいです。
かけ合わせにより特定の病気が強く発現する傾向なのか
その逆なのかは獣医師としては興味深いものですし
どう考えても無理なかけ合わせは避けてほしいものです。
新たな報告が発表されるのを期待したいと思います。
短頭種犬の治療に力を入れている当院としては
何とか短頭種犬の寿命を延ばし
他の犬種と同じように
健やかに過ごせる期間を伸ばせるよう
尽力していこうと改めて思わされる記事でした。