数あるブログの中からこちらのブログにお越しいただきありがとうございます。

今週は、「手放す」をテーマに考えてきました。

手放すことは『決断』の一つ。僕がこれまで何を手放して、どんな変化があったのか——その経験を通して、一緒に考えてみませんか?

僕の所感ではありますが、皆さんの背中を押すきっかけになれば幸いです。

(※今日は少し長くなっていますが、5分ほどで読めます。最後までお楽しみください。)

 

  失敗から学び、視点を変えて成功した国家試験

僕は一級建築士、土地家屋調査士などの国家資格を保有していますが、以前の記事でも紹介した通り、失敗を繰り返しています。

 

そんな中、国家試験合格のために試行錯誤を繰り返してきました。

 

一級建築士試験では、得意としていた計算問題を全て正解しなくてはいけないと考えて最初は受験しましたが、大失敗・・・

 

よくよく考えると、計算問題なんて全出題数から考えると2割にも満たない・・・その計算問題もとてつもない難題が出ることもあるということを考えると全部取るという考え方がそもそも間違い。

 

このレベルが回答できれば問題ないという捉え方をして、捨て問を作るという「手放し」を取り入れ、合格を勝ち取ることができました。

 

土地家屋調査士試験では、周りから『ここができないと合格できない』と散々言われ、その言葉を信じて必死に勉強しました。でも、結果は2回不合格…。
 そんな時、ふと『このやり方、本当に合ってる?』と疑問を持ち、視点を変えてみることにしました。
その結果、周りからのアドバイスを「手放し」、合格を勝ち取ることにつながりました。

 

こうして国家試験では、元々の勉強スタイルを「手放す」ことで『自分に合ったやり方』に切り替えることができたからこそ合格を手にすることができました。

 

 

  「不安」よりも「自由」になった車との別れ

僕は大学を卒業してから家業の建築屋に入り、この仕事をしておよそ30年になります。

 

数年前、コロナ禍に入り、建築の仕事は激減しました。というのも、これまで取引をしていた企業様がコロナのダメージを受け、建物や設備への投資を控えたこと、そのタイミングで代表が変わり、経営方針が大幅に変わってしまったことから、取引先から「手放される」ことになってしまいました。

 

そうなると、それまで大活躍していた「軽トラ」の出番がほとんどなくなるという事態に・・・

 

それでも、建築屋として「軽トラ」はどうしても必要と考えていましたが、いろいろと考えをめぐらし昨年「手放す」ことを決意。

 

手放す前は『やっぱり仕事に必要なのでは?』と何度も迷いました。

 

軽トラを手放したことで、僕自身の考え方にも変化が生まれました。

『建築業にこだわる必要はないのかもしれない』。 

そう思えた瞬間、僕の視界は一気に開けたんです。

 

もちろん、建築をすべて「手放す」というわけではありませんが、ちょっとしたきっかけで、自分の世界観を変えることにつながりました。

 

 

  関係性を手放したことで、本当の自分に気づいた話

僕はこれまで、いろいろな団体に所属していました。

 

色々と学びを深めていくうちに、それぞれの考え方はあるにせよ、違和感を覚えることも多々出てきました。

 

とある団体では、「ここに世話になって、ここでトップにのし上がろう」と本気で思い、自分のできる精一杯を出してやってきました。
でも、次第に違和感を感じることが増えていきました。
「このまま続けていて、本当に自分がやりたいことは実現できるのか?」
何度も考えましたが、それでも 「ここで頑張らなきゃいけない」 という気持ちが抜けず、決断できないまま時間だけが過ぎていました。

そんなある日、ふと考えました。
「もしこの場所を手放したら、どんな未来が待っているんだろう?」
そう思った瞬間、自分の中で何かが変わりました。

 

・ここにしがみついていても、自分の思ったことはできない。

・確かに多少の収入は得られるが、自分の心を満たせない。

 

この場にいる自分が「ワクワクできていない」ということ、自分が本当にワクワクできることは何かを考えるようになっていました。

 

手放した直後は、正直不安でした。一緒にやっていた仲間の活躍する姿が流れてくるたび、『本当にこれでよかったのか?』と何度も考えました。でも、数ヶ月たってみると、変化はじわじわと訪れました。

例えば、

・新たな出会いが増えた。

・仕事の依頼先がかわってきた。

・単価は低くても信頼性の高い依頼主が増えた。

 

という、大きな効果を感じ始めています。

 

 

  結果は遅れてやってくる

「手放す」ことの恐怖は、今あるものを失うことにあります。

 

新たなものを入れるには、古いものを手放すことが重要になります。

でも、頭ではわかっていても、実際に手放すのは不安ですよね?

 

ましてや、それまで結果が出ていたものを手放すとなれば、勇気がいること。

 

とはいえ、その結果が現状も同じように出ているのであればともかく、結果が出ていない状態のものを、いつまでも持っていても意味がありません。

 

一方で、新たなものがいきなり結果を出すかというと、当然のように最初から結果が出るようなことはなかなかありません。

 

むしろ、いきなりビギナーズラックで結果が出てしまうと、その後の成長を考えないため、後々苦しんでしまうことにもなりかねません。

 

最初はどうやって使いこなすか迷いも出てしまい、結果が出ずに悩んでしまうことが多いと思います。

 

物事は0から1が一番大変なところ。

 

しかし、その最初の結果が出ないために、試行錯誤をせずに「手放す」ことをしてしまっては、本末転倒なんです。

 

結果は、すぐには見えないモノ…
でも、大丈夫!

ふと振り返ったときに、『あのとき手放してよかった』と思える日が必ず来るんです。

 

「これを手放すべきか?」と悩んでいるなら、こう考えてみてください。
✓ 1年後の自分を想像したとき、ワクワクする未来が思い浮かぶ?
もし 「YES」 なら、今の道を信じて突き進みましょう!

でも、もし 「モヤモヤする」「変わらない未来が浮かぶ」 なら、それは手放すタイミングなのかもしれません。

「じゃあ、何を手放す?」
今日、今すぐ「これはもう手放していいかも」と思うものを 3つ 書き出してみてください。

それはモノでも、習慣でも、考え方でもOK!
書き出すことで、頭の中が整理され、自然と行動につながります。


「手放すことは、新しい可能性を迎え入れること」
 

手放したら、どんな未来がその先に待っているかを考えてみましょう。

例えば…
✅ 本当にやりたいことに集中できる時間が増える
✅ 気持ちがスッキリして、新しい挑戦にワクワクする
✅ 大切なことに気づき、自分らしい人生を歩める

 

僕自身も、自分のワクワクに正直に行動し、新たな形を模索しています。

だからこそ、あなたも「ワクワクできる未来」を手にするために、まずは 一つ、手放すものを決めてみませんか?

 

ここまで、お読みいただきいかがでしたでしょうか?

 

ここで、皆さんに質問です。

✓「あなたは、今どんなものを手放すべきだと感じていますか?」
✓「手放したことで得たもの、変わったことはありますか?」

 

あなたにとって、手放すことはどんな意味を持ちますか?

手放すことで得られるワクワクはありませんか?

そんなワクワクを手に入れるために、
僕も今、一歩ずつチャレンジ中です。
あなたも僕と一緒に、最初の一歩を踏み出してみませんか?

 

この記事を読んでの感想や、気づき、手放したことのエピソードやまっちゃんへのメッセージなど、コメント頂けたら嬉しいです。

 

あなたの言葉が誰かの背中を押すきっかけになるかもしれません。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

明日は金曜日、まっちゃんのラジオが配信されますのでお楽しみに!