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昨日のブログでは、「ほめ言葉をシェアすることで、自分も変われる」 というお話をしました。
そして今日は、「ほめること」で場の空気を一変させたワーク をご紹介します。
(今日は少し長めになっていますが、7分ほどで読めますので、リラックスして読んでみてくださいね。)

 

それが、「30個ほめるシート」 というワークです。
後ほど詳しくやり方を説明しますが、簡単に言うと、
「誰か1人を思い浮かべて、その人のいいところを30個見つけよう!」というものです。

 

普段、僕たちは何気なく人を見ていると、どうしても「気になる部分」や「改善してほしいところ」に目が向きがちです。
でも、意識的に「良いところを探す」と、見えてくるものが変わるんですよね。

 

実は、このワークを 意外な場面 で活用したことがあります。

 

それは… 選挙の応援演説 です!

 

  応援演説で「30個ほめるシート」を活用!

 

数年前、ある県議会議員の選挙で、僕は応援演説をする機会をいただきました。

 

最初に依頼を受けたときは、
「何かの冗談だろ?」と思いました(笑)

でも、話を聞くと本気のオファー。
「え、どうしよう… 何を話せばいいんだ?」
と、かなり悩みました。

 

だって、僕は政治の専門家じゃないし、政策について詳しく語れるわけでもない。
 

それに、選挙の応援演説って、どこも似たような話ばかりで、聴衆も退屈しがちですよね…。

「この人はこんな功績を残しました!」
「この人が議会に必要です!」

どれも間違いではないけれど、
すでに他の応援弁士が語っているし、
 

僕が同じことを話しても、インパクトに欠ける気がしました。

 

そこで、僕は視点を変えました。

「なぜ、この人を議会に送るべきなのか?」

これを、もっと感情に響く形で伝える方がいいんじゃないか?という視点で話そうと思ったのです。

 

そこでひらめいたのが、「30個ほめるシート」 のワークでした。

 

  こんな応援演説をしました

 

応援演説会が始まると、70席ほど用意された椅子が続々と埋まり、
立ち見が出るほどの人が集まりました。

次々と演説が始まりましたが、予想通り
他の弁士たちは「政策」「功績」について淡々と語ります。

正直なところ、
話の内容は間違っていなくても、聴衆の反応は控えめ…。
熱気はあるけど、どこか堅苦しい空気が流れていました。

 

そして、僕の順番がやってきました。

マイクを握り、ゆっくりと話し始めます。

🎤 「僕には、政治の話をすることはできません。」
🎤 「○○候補のこれまでの功績については、他の方が詳しくお話しされていますので、あえて僕が話すことでもないと思っています。」


少し間を空けて、次の言葉を投げかけました。


🎤 「そこで僕は、この日のために、○○候補の良いところを考えてきました!」


この瞬間、聴衆の視線が 「何を言い出すんだ?」 というように僕に向きます。


🎤「今から、○○候補の素晴らしいところを30個お伝えします!」

そう言って、僕は「30個ほめるシート」 に書き出した内容を、一つひとつ丁寧に読み上げました。

最初は静かに聞いていた聴衆も、
ユニークな視点のほめ言葉に クスクスと笑い が起こり、
次第に 「へぇ、そんな一面もあるのか!」 という雰囲気に変わっていきました。

 

30個の良いところを読み上げた後、僕はこう締めくくりました。

🎤 「これが、僕が思いついた○○候補の30個の良いところです!」

🎤 「でも、これでは足りないくらい、素敵なところがたくさんあるんと思います。」

🎤 どうでしょうか?こんな素晴らしい方を議会に送り出さないなんて、考えられませんよね?少なくとも僕は議会に○○候補の力が必要だと考えています!

🎤 「皆さんの力で、○○候補を議会に送り出しましょう!」

僕は、書き上げた「30個ほめるシート」を候補者に手渡しました。

🎤「○○候補、必ず勝ちましょう!」

この瞬間、大きな拍手 が巻き起こり、
会場は一気に熱気を帯びたのです。

ありきたりな 難しい政治の話ではなく
「この人がどれだけ素晴らしいか」という視点で語ることで、
場の空気を一変させることができた のです。

 

  「30個ほめるシート」とは?

 

このワークは、誰かの良いところを30個書き出す ことで、
ポジティブな視点を強化し、相手との関係性をより良くするワークです。
 

📌 やり方

1人、誰かを思い浮かべる
2分間で、その人の「いいな」と思うところをできるだけたくさん書き出す
30個に満たなくてもOK(後でゆっくり埋めていけばOK!)
書けた数を聞いてみる(平均12個前後、過去最高は27個!)
同じような言葉になってもOK!(例:「元気がいい」「声が大きい」)
「そんなのアリ?」と思うことでもOK!(例:「黄色が似合う」「きれいにご飯を食べる」)

書き出したものを見てみると、普段意識していない相手の良いところがたくさん見つかるはずです。

パスファインダーアカデミーでは、こんな活用をおすすめしています!

✅ 家族(特にお子様)の「30個ほめるシート」を作り、冷蔵庫に貼る!
なぜ冷蔵庫?
👉 家族みんなが自然と目にする場所だから!
👉 何気なく目に入ることで、ポジティブな関係が育まれる!

✅ あえて「苦手な人」の30個ほめるシートを作る!
なぜ苦手な人?
👉 相手の良いところを探す習慣をつけると、苦手意識が和らぐ
👉 「苦手な人=嫌いな人」ではないことに気づける

💬 受講者の声

実際にワークを試した方から、こんな声をいただきました。

💡 【参加者Bさんの声】
「セミナーで紹介された『30個のいいところを書き出して冷蔵庫に貼る』というアイデア、とても参考になりました。
私も早速家で実践してみたのですが、中1の娘が見つけて『何これ!』と笑顔を見せてくれました。
反抗期真っただ中の娘ですが、これをきっかけにいい関係が築けそうです。
本当にありがとうございます!」

 

このように、「良いところを言葉にする」ことは、関係性をより良くする大きなきっかけ になります。

 

「30個も無理!」と思っていても、意外と書き出してみるとスラスラ出てくるもの。
それくらい、僕たちは 普段気づいていないだけで、相手の良いところをたくさん知っている のかもしれません。

 

  このワークが生み出す効果

 

実は、このワークをすると、 脳のロックがかかり、相手のいいところに視点が向く んです。

普段、僕たちは無意識のうちに…

★「この人のここが気になるな…」
★ 「もっとこうしてくれたらいいのに…」

そんな風に、 欠点に目が行きがち です。

でも、「良いところを探そう!」と意識すると、
ポジティブな部分が自然と目に入るようになるんです。

 

このワークには、こんな効果が期待できます!

ほめる視点が増えて、人間関係が良くなる
自然と相手の良いところを探すクセがつく
ポジティブな言葉を増やすことで、周りの雰囲気が明るくなる

 

選挙の応援演説での話や、参加者の声を見ると、空気が変わる効果は表れていますよね。

 

この「30個ほめるシート」、ぜひ皆さんも試してみてください!

「やってみた!」という方は、ぜひコメントで感想を教えてくださいね!
 

もちろん、この記事の感想や気づき、まっちゃんに聞きたいことなども大歓迎! 気軽にコメントしてもらえると嬉しいです!

 

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明日のブログでは、 「僕が言われて嬉しかった言葉」 についてお話しします。

僕自身のエピソードを通して、ほめ言葉の力 についてさらに深掘りしていきます!

 8時過ぎに公開予定! お楽しみに!

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
素敵な1日をお過ごしください!