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昨日のブログでは、「比較すること自体は悪いことではない」 というテーマでお話しました。

「比較」は、自分の成長のヒントを得るための大切な機会にもなります。

 

今日は「自己肯定感」に焦点をあてて、もう少し考えてみたいと思います。

少し長めの記事となっていますが、5分ほどで読めます。ぜひ最後まで読んでみてください! 

では、自己肯定感と比較の関係について考えたときに、よく言われるのが、
 
「日本人は自己肯定感が低い」 という話。

自己肯定感を高めよう!という主張をする方が必ずと言っていいほどこの話をされるように思います。

でも、それって本当に正しいのでしょうか?

「日本人の自己肯定感が低い」と言われるたびに、僕はある疑問を抱きます。    

自己肯定感の尺度って何?

「日本人の自己肯定感は低い」という話になると、
✅ 「もっと自分に自信を持とう!」
✅ 「海外の人は堂々としているのに、日本人は控えめすぎる!」 
✅ 「日本の教育が自己肯定感を育てられていない!」


 こんなことが言われます。

でも、ここで僕が引っかかるのは、 

「その自己肯定感って、どの基準で測ってるの?」 ということです。

例えば、欧米では「自分の意見をしっかり主張すること」 が大切だとされています。 

 

つまり、自信を持って発言することが、「自己肯定感が高い」と評価されるんです。

一方、日本では「謙虚さ」や「調和を大切にすること」 が重要視されます。

 自己主張しすぎるよりも、「周りと協力しながら進める力」 のほうが価値があるとされるんですよね。

もし、「自己肯定感の基準」が違っているとしたら?

 

「自己肯定感が低い」のではなく、ただ単に、評価の基準が合っていないだけ かもしれません。 

 

つまり、自己肯定感が高い・低いで評価をしていること自体がナンセンスと言えるのではないでしょうか?

「自己肯定感が低い」ことは問題か? 

 

自己肯定感を高めよう!という話が出ると、僕はこんな疑問をもちます。

✅ 自己肯定感が高ければ、すべてうまくいくのか?
✅ 自己肯定感が高い国は、よりよい社会を作れているのか?
✅ そもそも、自己肯定感を高めること自体が本当に必要なのか? 

 

例えば、 自己肯定感が高い国ほど、社会の問題が少ないと思いますか? 

実は、そうとも言い切れないんです。 

 

自己肯定感が高いとされる国でも、貧困や差別、犯罪などの問題がなくなるわけではありません。 

 

むしろ、自己肯定感が極端に高いことで「他人の意見を受け入れられなくなる」「成長の機会を失う」という課題も指摘されています。

 

一方で、日本は「自己肯定感が低い」と言われながらも、 世界でもトップクラスの安全な社会を維持していますよね? 

 

さらに、災害時の助け合いや、周囲を思いやる文化も根付いています。 

 

もし、本当に日本人の自己肯定感が低く、「自己肯定感の低さ」が悪いものなら、こうした社会の特徴は生まれないと思いませんか? 

 

つまり、 自己肯定感の高さ=良いこと、低さ=悪いこと 

という単純な図式は成り立たないということ。 

 

本当に大切なのは 「自己肯定感を高めること」ではなく、「自分を理解し、自分に合った生き方を見つけること」 ではないでしょうか?

自己肯定感よりも大切な「自己理解」

昨日の記事でもお伝えした通り、「自己肯定感を高めること」が目的になってしまうと、本来大切なことが見えなくなる のでは? という心配を僕はしています。

たとえば、

 
✅ 「自己肯定感が高い人にならなきゃ!」と無理をする。
✅ 「今の自分を受け入れなきゃ!」と思い込んで、変化しようとしなくなる。
✅ 「高い自己肯定感=成功」という思い込みに縛られる。
 

 

でも、本当に大事なのは、 「自己肯定感が高いか低いか」ではなく、「自分はどんな人間なのか?」理解すること。 

 

自己肯定感は、あくまでも「感情」なので、 常に一定でなければならないものではないし、そもそも一定に保つこと自体が不可能です。

さらに言えば、「自己肯定感がずっと高い状態であること」自体、むしろ不自然なことなのではないでしょうか?

 

むしろ、人間はその 一瞬、一瞬で変化していくもの 。

✅ できることが増えれば、自信がつくこともある。
✅ 失敗すれば、自分を否定したくなることもある。
✅ 調子の良い日もあれば、うまくいかない日もある。
 

 

この 「変化する自分を受け入れること」 こそが、本当に大切なことであり、自己肯定感の本質と僕は考えます。
 

✅ ポンコツな日もあれば、思った以上に上手くいく日もある。 

✅ 落ち込む日もあれば、自分を誇れる日もある。 

✅ 自己肯定感は変化するものだからこそ、固定する必要はない。 

 

だからこそ、「自己肯定感を高めること」を目指すのではなく、 「自分を理解し、受け止めること」 を意識することが、 本当の意味で成長につながり、幸せを感じられると僕は考えます。 

 

あなたはどう思いますか? 

 

今日の記事では、「自己肯定感が低い=悪い」という考え方に疑問を投げかけ、
本当に大切なのは「自己肯定感を高めること」ではなく、「自分を理解し、受け止めること」だという話をしました。


✅ あなたは自己肯定感について、どんなふうに考えていますか?
✅ 「自己肯定感を高めよう!」という風潮に違和感を感じたことはありますか?
✅ 「自分をもっと好きになろう」と言われると、逆にプレッシャーを感じることは?


ぜひ、あなたの考えや感じたことをコメントで聞かせてください!

「そうそう!」「私もそう思ってた!」 と思ったら、気軽にシェアや「いいね」も大歓迎です!

この記事を読んで気づいたことや感じたことなどもどんどんコメントくださいね。


また、このテーマについて、先日noteでも書いています!
「日本人の自己肯定感は本当に低いのか?」や「自己肯定感ブームの問題点」について掘り下げています。
📌関連記事⇒ 自己肯定感ブームに警鐘!鍵を握るのはアイデンティティだった

 

 

明日は、子どもの頃の僕の自己肯定感エピソードをお届け予定! 

 

「偉そうなこと言ってるけど、まっちゃん自身はどうだったの?」と思う人もいるかもしれません(笑) 

実はこの記事を書いていて、自分の子どもの頃を思い出してあることに気が付きました。

そこで、僕が子どもの頃、どんなふうに自己肯定感と向き合ってきたのか? をお話ししたいと思います。 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。 

ぜひ、明日も読みにきてくださいね!お楽しみに!