特許庁に対する出願、手続、登録などに必要な費用はどうやって納付するかご存じですか?
これらの納付は、基本的には現金ですることはできません。
ですから、特許庁の窓口に出願書類を持って行って現金で納付しようと思ってもできないのです。
では、どうやってこれらを納付するのでしょう?
基本的には、特許印紙というものを購入してこれを書面に貼付して納付を行います。
特許印紙は主要な郵便局で購入できますし、特許庁にも購入できる窓口があります。
でも、特許印紙を貼付しなくてはならないのでは、オンラインによる手続などでは困ってしまいます。
そこで、他にも、特許印紙の予納(予納口座を作ってそこから引き落としてもらう)、電子現金納付(ネットバンキングやATMなどで事前に歳入金電子納付システムに料金を払い込んで納付番号を取得して、これを書類に記載する)、口座振替(事前に特許庁に申請して振替番号登録通知をもらうことで指定口座から手数料等を引き落とすことができる)が利用できるようになっています。
ただし、口座振替を行うためには、識別番号を付与されていることが必要で、オンラインによる手続を行う場合にしか利用できません。