日本弁理士会地域会には関東会、関西会、東海会などがあり、各地域会に会長、副会長などの役員が就任しています。
弁理士であっても、日本弁理士会本会や地域会の活動に関心がないことがあります。このような弁理士ですと、日本弁理士会関東会のような地域会に所属しているか否かご存じでないことがあります。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、山梨県のいずかに特許事務所又は弁理士法人がある弁理士は、日本弁理士会関東会に所属することになります。
同様に、大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県のいずれかに特許事務所又は弁理士法人がある弁理士は、日本弁理士会関西会に所属することになります。
ところで、弁護士、司法書士、行政書士などでは、単位会という都道府県レベルの法人と、連合会という全国レベルの法人があり、多数の単位会が連合会の会員となっています。
これに対して、日本弁理士会は、単位会のような都道府県レベルの法人と、連合会という全国レベルの法人に分かれておらず、日本全国に一つの法人、日本弁理士会があります。
日本弁理士会では、関東会、関西会、東海会などの地域会に法人格がなく、日本弁理士会の内部組織になります。