X(旧名ツィッター)を見ていたら、ある事件について一連の投稿がされていました。今回はその備忘録になります。

 

2023年11月19日午後6時30分頃に投稿された動画によると、大阪の梅田で空から大量のチラシが降ってきました。即ち、ホテルの一室から誰かが数百枚のチラシを路上にばらまいたのです。

 

偶然、路上を歩いていた歩行者がスマホでこの動画を撮影しました。

 

このチラシは白黒印刷されており、見出しに「集団ストーカー犯罪、テクノロジー犯罪を知ってください」と記載されています。

 

容疑者の男は威力業務妨害罪で逮捕され、その後、2023年12月に起訴されました。本件については、威力業務妨害罪が成立するのは明らかです。

 

ところで、当然のことになりますが、法令は遵守すべきであり、犯罪を実行してはダメです。

 

Xには「集団ストーカーがあります」と主張することを目的とするアカウントがあるのですが、これらのアカウントの書き込みを読んでいますと、社会通念上、許容できる範囲か否か疑問がある書き込みが散見されます。

 

法令は遵守すべきであるという意識が希薄な人、また、そのような心の裡が行動として現れる人は、当局の監視対象になりやすいのかもしれません。そして、監視対象となると、集団ストーカーがあると騒ぐのかもしれません。

 

念のために付言いたしますが、集団ストーカーを主張する人がいるときに、現実に当局がその人を監視しているのでなく、妄想で監視されていると主張しているだけのことがあります。また、法令を遵守していても、監視されているという妄想が生じることはあります。