昭和から平成に移り変わる時期のことになるのだが、イギリスのスパイ映画、007シリーズで「消されたライセンス」が上映された。原題は、”License to Kill”であり、直訳すると、「殺しのライセンス」「殺人許可証」ということになる。

 

 

 

 

さて、現実社会で「殺しのライセンス」のようなものがあるのだろうか?

 

ところで、イギリスでは、国王又は女王に対して主権免除sovereign immunityが容認されている。イギリスでは、主権者sovereignは、国民でなく、議会における国王、女王とされている。即ち、主権免除の対象は、国王、女王となる。

 

主権免除として、国王又は女王は、パスポートを所持することなく、海外旅行ができるとか、運転免許証を所持することなく、自動車を運転できるということがあるのだが、特に着目するのは、民事訴訟の被告にならず、刑事訴訟で訴追されないということである(文献)。

 

刑事訴訟で訴追されないということは、…。なにかと差し障りがありそうなので、ここで筆を擱きます。

 

私は健康で長生きすることが希望です。

 

文献

Here Are All the Laws that Charles Is Exempt from as King

Astha Rajvanshi, Time, April 30, 2023

https://time.com/6275480/king-charles-iii-privileges-laws-exempt/