一つ前のブログ記事に振動子という物理用語が使われているのですが、振動子を例示いたします。

 

2つの振り子時計が同期するときには、この振り子時計が振動子になります。

 

多数のメトロノームが同期するときには、このメトロノームが振動子になります。

 

ホタルの発光が同期するときには、ホタルの発光が振動子になります。

 

多数の人が歩行することで、橋が揺れるとき、歩行者が振動子になります。

 

下記の数式でNは振動子の数になります。

 

N個ある振動子から任意の2つの振動子に着目し、この2つの振動子の位相差が、正弦関数の変数となっています。

 

数学記号のΣ(シグマ)は、正弦関数の値を総和することを意味しています。