「生物・生体・医療のためのマイクロ波利用 熱/非熱プロセスを用いた基礎から応用の技術」という書籍が2020年に刊行されています。

 

 

 

 

堀越智上智大学教授が、本書を監修していますが、堀越智先生は、日本電磁波エネルギー応用学会の会長に就任しています。

 

本書にはマイクロ波の医療応用として、がん治療、ハイパーサーミア、ジアテルミーに言及しています。

 

また、マイクロ波の生体作用について記述されているのですが、マイクロ波聴覚効果は省略されています。

 

ところで、マイクロ波は、第5世代携帯電話、wi-fiなどに使われているのですが、インターネットには、5Gに使われている電波は危険であるという言説も流布しています。

 

しかしながら、5Gに使われている電波は微弱であり、安全基準を満たしています。

 

そうすると、5Gに使われている電波、5Gに使われているマイクロ波が危険と主張しているときには、疑似科学、似非科学でしょうね。