アメリカを中心として世界各国で人気がある歌手ケイティ・ペリーのヒット曲”Dark Horse”は、ラッパーの”Joyful Noise”の曲に係る著作権を侵害するとして、連邦地方裁判所は2019年に280万ドルの損害賠償を支払う旨の判決をしました。
この判決が控訴されたのですが、第9巡回区連邦控訴裁判所は、2022年3月10日に著作権を侵害しないと判決いたしました。
二つの曲を比べると、似ている部分があるのですが、控訴審は、似ている部分は、ありふれていて創作性が認められないと判断しています。
なお、私の本業は弁理士ですが、日本でケイティ・ペリーを代理しているというわけではありません。とはいっても、ケイティ・ペリーから依頼があったときには、謹んで受任いたします。
参考文献
Katy Perry wins in Dark Horse copyright appeal
BBC, 11 March 2022