ウィキペディアはインターネット百科事典であるが、世界各国の言語に対応している。そこで、今回のブログでは、記事の数が多い言語から順番に列記する。

 

圧倒的に記事が多いのは英語であり、約670万の記事がある。

 

ドイツ語ではその4割に相当する約280万の記事であり、フランス語は約250万の記事がある。

 

ロシア語、スペイン語、イタリア語はほぼ同様の水準であり、180万から195万の記事になる。

 

日本語の記事は約138万ある。

 

ところで、上記のランキングでは、記事の数が2番目に多い言語を省略している。ウィキペディアの記事が2番目に多い言語はセブアノ語であり、約600万の記事がある。

 

ここで、セブアノ語は、フィリピンのセブ島で一般的な言語であるが、フィリピンの公用語というわけではない。フィリピンの公用語はフィリピン語と英語であるが、フィリピン語はほぼタガログ語と同じである。

 

セブ島、ミンダナオ島などでビサヤ語が話されているのだが、セブアノ語はビサヤ語の方言である。大雑把にザックリと、ビサヤ語とセブアノ語は同じという人もいるが、それほどビサヤ語とセブアノ語は似ている。

 

セブアノ語はタガログ語より使用者が少ないといっても、約2000万人が使用している。

 

それにしても、なぜ、600万を超える記事がセブアノ語版ウィキペディアにあるのかというと、セブアノ語の翻訳に特化した人工知能が既に開発され、機械翻訳がされている。それにしても、機械翻訳の威力は凄まじい。