3連休は浮世離れして、哲学書を読んでいます。

 

イギリス人哲学者、ライルが執筆した「心の概念」になります。

 
 

哲学者ルネ・デカルトは心身二元論を提唱したのですが、哲学者ライルは、心身二元論を否定し、デカルトの神話と断定しています。

 

また、哲学者ヘーゲルの論理学講義も読んでいます。

 

「論理学の対象は、思考である」と断定するとともに、論理学の対象を明らかにするために、思考について考察しています。

 

論理学に関する書籍は何冊も読んでいるのですが、論理学の対象が思考という旨を明記した書籍はほとんどありません。

 

ところで、論理学というと、三段論法が基本になりますが、人間の思考が、三段論法のように論理的に展開されているかというと、どうなのでしょうね。

 

このような素朴な疑問はありますが、ヘーゲル哲学は本書の至るところに現れています。