次回の学会発表について告知いたします。
2022年12月4日、日曜日に開催される電子情報通信学会 技術と社会・倫理研究会で『還元と検証を巡るクワイン哲学-「経験主義の2つのドグマ」を中心に-』という演題を発表いたします。
https://ken.ieice.org/ken/paper/202212044CPd/
ウィラード・ヴァン・オーマン・クワインは第二次世界大戦中に米国海軍に従軍し、その後、ハーバード大学に奉職した哲学者です。
クワイン哲学は、カント哲学を背景としているので、最近はカントの著書を読み返しています。これに伴って、昨日は「視霊者の夢」を紹介いたしました。
ここで、来月の学会発表に戻るのですが、2つのドグマとは分析・合成のドグマ及び還元・検証のドグマを意味するのですが、いずれも人工知能について哲学からアプローチしています。
分析・合成のドグマについては2020年2月に電子情報通信学会で既に発表したので、今回は還元・検証のドグマについて発表いたします。
このような発表の機会を賜り、関係者の皆様に感謝申し上げます。