マーケティングとなると、テレビコマーシャルや、新聞、雑誌などによる宣伝広告と密接に関連いたします。一般消費者に向けて商品を宣伝するときには、テレビコマーシャルが有効なのでしょう。また、特定のセグメントに対して商品を宣伝するときには、そのセグメントに対応する雑誌が有効なのかもしれません。例えば、パソコンのような商品はパソコン雑誌に宣伝するというようなことです。
ところが、インターネットに発展により、個人の属性がかなり分かるようになっています。従来のメディアでは捕捉することができなかったセグメントであっても捕捉できるようになっています。例えば、弁理士試験受験生というようなセグメントです。
このようなことを考えると、このブログのターゲットはどのように設定するか、ということになります。
ブログを始めたとき、マイクロ波聴覚効果のような物理現象に関心のあるセグメントがターゲットでした。長年にわたってブログを継続するうちに、マイクロ波聴覚効果に関心のあるセグメントを対象とするのでよいのかな、と疑問が生じるようになっています。
ブログを継続しているうちに、知的財産など弁理士という本業から派生するトピックが増えていっています。
また、利益の追求という仕事本来の目的を考慮すると、本業に関連するセグメントを対象として、マーケティング戦略を構築すべきではないかな、と考えるようになっています。