今日、11月5日、土曜日に日本知財学会第20回年次学術研究発表会で「特許出願非公開制度における保全審査に関する検討」という演題を発表いたしました。

 

このような機会を与えて頂き、関係者の皆様に厚く感謝申し上げます。

 

予稿集に明記していることになりますが、特許出願非公開制度は、特許法と特定秘密保護法とを調整するという要素がある旨を指摘いたしました。また、特許出願非公開制度の沿革としては、日米防衛特許協定に附属する議定書に規定されている協定出願及び準協定出願は出願公開されません。準協定出願と、保全審査により保全指定される特許出願とは、法律上の取り扱いが共通するものがあります。