日本で最初のサル痘患者が確認されました。2022年7月25日夜に東京都知事は、新宿区の男性(30代)が感染した旨をマスコミ発表いたしました(文献1,2)。
世界保健機構はサル痘が世界各国で発生している旨について警告しています(文献3)。
約一か月前のデータ、即ち、2022年6月17日のデータによると、サル痘の患者数が多い10か国は、下記のようになります。
1イギリス 524
2スペイン 313
3ドイツ 263
4ポルトガル 241
5カナダ 159
6フランス 125
7オランダ 80
8米国 72
9イタリア 68
10ベルギー 52
サル痘の流行がどこで始まったという点については、どの国が怪しいのでしょうね。
公衆衛生の関心は、新型コロナウィルスからサル痘に移りつつあります。
文献
1.サル痘 国内初確認 できる対策は わかっていること
NHK newsweb, 2022年7月25日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220725/k10013735611000.html
2.サル痘 感染者の接触者は1人と公表 都「感染拡大可能性低い」
NHK newsweb, 2022年7月26日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220726/k10013737581000.html
3.World Health Organization (17 June 2022). Disease Outbreak News; Multi-country monkeypox outbreak: situation update