フィリピンのインターネットメディア、「ラップラー」のマリア・レッサ代表と、ロシアの新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラートフ編集長が2021年度ノーベル平和賞に選ばれました(文献)。

 

「ノーバヤ・ガゼータ」の記者は何人も暗殺されていますし、フィリピンでは国家が組織的に暗殺を実行していますが、このような事実を報道するのはなにかとリスクを伴います。

 

日本では、1987年5月3日に朝日新聞阪神支局が襲撃され、小尻記者が殺害されましたが、このような点で日本とロシアは似ているのかもしれません。

 

私は健康で長生きしたいので、国内政治について事実、意見などを表明するのを控えることにしています。要するに、言論の自由は大事ではありますが、生命、健康は言論の自由より更に大事です。

 

ところで、どこかの御用学者は、巨大な組織(要するに、国家、政府)が私を迫害するというような主張をすると、迫害妄想とレッテルを張るようです

 

迫害妄想の反証ですが、「ノーバヤ・ガゼータ」の記者は生前、巨大な組織に迫害され、その結果、暗殺されたのでしょうね。

 

迫害妄想の類いは単なる疑似科学です。

 

文献

ノーベル平和賞にフィリピンとロシアの政権批判の報道関係者

NHK newsweb、2021年10月8日