弁理士先生のブログを下記に引用いたしますが、なぜ第5波は終息したのかよくわからないという指摘がされています。

 

実は、第5波が終息した理由は簡単です。

 

衆議院選挙が10月31日にあるからです。

 

即ち、新型コロナウィルス対策が衆議院選挙の争点になっては困るので、国民に外出、旅行などを認めることにしたのです。

 

また、2021年7月23日から8月8日までは東京オリンピックが開催されていたので、テロ対策のためこの期間は東京都民などの外出を抑制したかったのですが、東京オリンピックを理由とするのでなく、新型コロナウィルス対策という名目で人流を抑制したのです。

 

また、8月は夏休みで学生は時間があり余っているのですが、学生がこの期間中にナントカ反対というような政治活動をして、NHKと裁判している党とか、れいわ新選組のような新興勢力が台頭すると既存の政治勢力が困るので、政治活動も外出も一律に制限したのです。

 

コロナウィルスはカゼの原因となるウィルスであり、そのあたりにいくらでもあります。コロナウィルスのキャリア、保菌者になっても、発熱などの症状がない限り、全く問題はないのですが、今回は、カゼのような普通のことについて、マスコミを動員して大騒ぎをして、非常事態宣言を発令するのに大成功しています。これに伴って、政府の権限は増大し、国民の権利、自由は縮小しています。例えば、外出したり、旅行したりする自由とか、外出して政治集会に参加する権利です。

 

どこかの政党の方針は、憲法を改正することですが、憲法改正で非常事態条項を設ける方向となっています。新型コロナウィルス対策で非常事態宣言を発令したという先例があると、非常事態条項を設けるのが容易になります。

 

ところで、らい予防法は疑似科学を利用して、ハンセン病患者の人権を抑圧しましたが、今回も同様の手口です。ナントカの予防をするのは良いことであるという世論を喚起し、反対意見を封殺することにより、悪法を制定することができます。

 

文献

衆議院選挙 今月31日に投票の見通し 与野党党首など動き出す。

NHK newsweb, 2021年10月10日