今日、8月26日の東京は暑い。午前9時に既に気温は30度を超え、最高気温は35度前後と予想されている。

 

直射日光があたる場所にいると、大変、暑いが、少し移動して、建物の陰、木陰などにいると、それほどでもない。

 

気温というときには、直射日光があたらない場所で計測されるので、どちらかというと日陰の温度に対応する。このような詳細は、「気温の計測」というリブログを参照ください。

 

直射日光があたるときには、可視光があたるだけでなく、赤外線もあたっているので、赤外線が人体などを加熱するという寄与がある。

 

ところで、マイクロ波聴覚効果では、頭部に含まれる水がパルス照射時間という大変に短い時間に加熱される。この加熱に伴って、水が急激に熱膨張することで、水に圧力変動が発生し、この圧力変動が伝わる。

 

ここでは、水と分かりやすく不正確に表現しているが、正確には、細胞内液と細胞外液の双方を意味していて、細胞外液には血液などが含まれる。

 

マイクロ波が頭部を瞬間的に加熱することにより、頭部に含まれる水の温度が上昇するのだが、この温度の計測を考える。

 

マイクロ波が照射されているという条件では、水の温度を計測するのはダメということになる。この条件では、マイクロ波照射が誤差の原因となり、直射日光が照射されている場所で、気温を計測するのと同様である。

 

ちなみに、マイクロ波聴覚効果では、マイクロ波照射で頭部に含まれる水が上昇する温度は1度より遥かに小さい。

 

マイクロ波を頭部に照射して、脳の一部の温度が、4度とか6度、上昇した場合、テンカンが起きます。