精神医学及び心理学は、幻覚、妄想に関する疑似科学を流布し、真実の解明を妨げています。教授が大学で講義している内容ではありますが、真実とかけ離れたデマを流布しているだけなのです。
ところが、一般社会は、大学で講義している通説が全く間違っているということなど見破ることはできないしですし、大学教授であっても自分のミスを認めず、デマ、疑似科学が継続します。
例えば、下記の書籍は、東京大学出版から刊行されているのですが、疑似科学の典型例です。それにしても一部の大学教授は罪深い。
なお、下記の書籍は、統合失調症という最近の用語の代わりに古い病名を記載しているのですが、精神疾患をどの名前で表現するかというような表面的なものを問題にしているわけではありません。
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』では、「私たちがバラと呼ぶものは、他のどんな名前で呼んでも、同じように甘く香るわ」というセリフがありますが、呼び名の問題ではないのです。
That which we call a rose by any other name would smell as sweet.
幻聴と妄想の認知臨床心理学
精神疾患への症状別アプローチ
石垣 琢麿
東京大学出版、2001年1月25日
幻覚とは何か? 妄想とは何か? こうした精神医学の中心問題について,本書は症状別アプローチという臨床心理学の新しい方法論で立ち向かい,新たな地平をひらく.
主要目次
はしがき
1章 精神疾患への症状別アプローチとは何か
2章 分裂病の陰性症状と注意障害
3章 幻聴に関する心理学的研究
4章 妄想に関する心理学的研究
5章 症状別アプローチの今後