イソップ物語では、ネズミさんがネコに鈴をつけようという相談をしました。鈴はチリンチリンと音を発生して、ネコの居場所を知らせます。
ところで、21世紀の現代において、二足歩行し、道具を使うネコに鈴をつけるためにはどうしたらよいでしょうかね。ネコには白いネコもいれば、黒いネコもいるのですが、白いネコにも黒いネコにも鈴をつけるのです。
イソップの時代、音波の発生でネコの居場所が分かりましたが、21世紀では、電波の発振でネコの居場所が分かります。
強制的に電波発振器という現代の鈴をネコに取り付けるのでなく、ネコが自発的に自分に現代の鈴を取り付けるようにするのです。
現代の鈴はネコの大好物と一体化しています。いつでもどこでも電話ができるとか、いつでもどこでも音楽を聴けるとか、いつでもどこでもテレビが視聴できるとか、いつでもどこでもゲームができるとか、いつでもどこでもインターネットコンテンツにアクセスできます。
すると、二足歩行し、道具を使うネコは現代のスズをつけて、自分の居場所を常時、知らせるようになるのです。
最近、ネコの世界でもGDPRとか個人情報保護法が施行され、個人情報の取得にネコに同意が求められるようになりました。
そこで、新型コロナウィルスを奇貨として、濃厚接触の疑いを通知するアプリをダウンロードすることにより、ネコの同意を取得することにしました。
追記;インターネットには、ペットのネコ、四つ脚でシッポのあるネコに関するブログをアップロードする人もいれば、ネコがハンドルネームの一部になっている人もいるのですが、これらの特定の個人のことを念頭に置いているのなく、二足歩行するネコ一般に関する特徴を記載したのに過ぎません。
文献
新型コロナ 濃厚接触の疑い通知するアプリ きょうから利用開始
2020年6月19日 14時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200619/k10012476011000.html