今日、4月6日の記者会見にて、安部首相は、明日、4月7日に緊急事態を発令する旨を発言した(文献)。地域は、東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏、大阪及び兵庫の関西圏、並びに福岡に及ぶのだが(文献)、先週末にスターバックスが休業した都道府県と一致する。
緊急事態宣言は初めての試みになるので、段階的に周知することにより、一般社会からの反発がなるべく少なくなるようにしている。
今回は感染症対策で緊急事態を宣言することになるのだが、公益を重視して、私権を制約する行政行為はとかく行き過ぎになりやすい。例えば、らい予防法はハンセン病という感染症の予防という公益のために私権を制限した先例になる。
今回、コロナウィルスや感染症に関する無知、不安、恐怖につけこんで、不要で過剰な対策をしているのではないのかな。
肺炎で亡くなる人がゼロになるのは理想ではあるのだが、日本国内で年間10万人以上が肺炎で亡くなっている現状に鑑みて、今回の対策は極めて疑問。
文献
緊急事態宣言 東京など7都府県1か月程度で諮問へ 安倍首相
NHK newsweb, 2020年4月6日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200406/k10012370791000.html